KCFと資本業務提携締結 海外市場へ日本産米輸出に挑戦 ヤマタネ2025年11月27日
ヤマタネは、9月26日開催の経営会議でKNT-CT Foods(U.S.A),LLC(KCF)への出資について決議し、資本業務提携契約を締結した。提携に伴う第一弾の取り組みとして、KCFが米国で運営するおにぎり専門店「ONIGIRI SUN」へ日本産米の提供を開始する。
資本業務提携を締結したヤマタネの河原田岩夫社長(左)とKCFの村田悟社長
ヤマタネグループは、バリューチェーン全体を通して持続可能な社会の実現に向けて「地域コミュニティ及び生産地と農業の発展」を掲げ、持続可能な農業の実現に寄与するための事業を推進。また、中期経営計画「ヤマタネ2028プラン」の事業戦略に則り、販売機能の強化および市場性の高いコメの取扱拡大・販売先拡大に取り組んでいる。
KCFは、KNT-CTホールディングス(東京都新宿区)が株式を100%保有する完全子会社。今年創立70周年を迎えたKNT-CTは、「未来創造事業」の一環として日本産米をはじめとした日本の食材の魅力を海外へ発信し、地域活性化の支援と訪日旅行の意欲向上を目指す「コメ・イノベーション事業」を展開している。
具体的には、おにぎりの販売やコメ由来商品の販売を通して、日本産米や国産食材の海外での認知と消費拡大を図り、2023年8月には米国・ロサンゼルスで、日本産米にこだわったおにぎり専門店「ONIGIRI SUN」をオープン。また、今年4月には、米国にKCFを設立した。同国での事業の拡大と日本における地域活性化・農業生産者への貢献事業として、アグリツーリズム促進を推進させることを目指している。
両社は今後、こだわりの日本産米など付加価値の高い国産食材を、ロサンゼルスを起点とした海外に展開することで、日本の食文化を発信。海外市場における国産食材の認知度向上・消費の拡大に取り組む。
第一弾の取り組みとして、ヤマタネは「ONIGIRI SUN」へ高品質かつ高付加価値の日本産米の提供を開始。同社はコメ卸ビジネスとして初めて海外市場へ進出する。今後は、「ONIGIRI SUN」の事業を拡大し、日本産米の販売ネットワークの拡大を図るほか、高品質・高付加価値の商品開発および店舗づくりなどで両社のシナジー創出に取り組む。
◎資本業務提携の目的および今後の展開
(1)ヤマタネの調達力やブランドを活用した高品質・付加価値の高い商品開発および店舗づくり等でのシナジー連携
(2)日本国内における地域活性化および農業生産者への貢献を目的としたアグリツーリズム事業の促進
(3)おにぎり専門店「ONIGIRI SUN」の事業拡大
重要な記事
最新の記事
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(97)JIRACの分類【防除学習帖】第336回2026年2月14日 -
シンとんぼ(180)食料・農業・農村基本計画(22)水田政策の見直し2026年2月14日 -
農薬の正しい使い方(70)アミノ酸合成阻害【今さら聞けない営農情報】第336回2026年2月14日 -
ローマで一度は訪れたい博物館――国立ローマ博物館【イタリア通信】2026年2月14日 -
【人事異動】JA全農 部課長級(4月1日付) 2月13日発表2026年2月13日 -
全中トップフォーラム【情勢報告】JA全中常務 福園昭宏氏 役職員で意義共有を2026年2月13日 -
【実践報告①】JA十和田おいらせ組合長 畠山一男氏 支店長を核に出向く活動2026年2月13日 -
【実践報告②】JAセレサ川崎組合長 梶稔氏 相談体制と職員育成に力2026年2月13日 -
【実践報告③】JA富山市組合長 高野諭氏 トータルサポート室奏功2026年2月13日 -
【実践報告④】JAたじま組合長 太田垣哲男氏 "地域ぐるみ"接点強化2026年2月13日 -
【実践報告⑤】JAえひめ中央理事長 武市佳久氏 新規就農の育成に力2026年2月13日 -
【実践報告⑥】JA鹿児島みらい組合長 井手上貢氏 "考動"し実践する職員に2026年2月13日 -
【特殊報】キュウリ退緑黄化病 県内で初めて発生を確認 三重県2026年2月13日 -
【サステナ防除のすすめ】IPM防除の実践(病害編) 生態系、環境に配慮(1)生物的防除とは2026年2月13日 -
【地域を診る】気仙沼・陸前高田を訪ねて 「思い込み」からの解放を 京都橘大学学長 岡田知弘氏2026年2月13日 -
【サステナ防除のすすめ】IPM防除の実践(病害編) 生態系、環境に配慮(2)物理的防除法2026年2月13日 -
【サステナ防除のすすめ】IPM防除の実践(病害編) 生態系、環境に配慮(3)耕種的防除法2026年2月13日 -
2週連続で価格上昇 スーパー米価5kg4204円 高止まり、いつまで2026年2月13日 -
米価高騰背景、純利益55億円の「過去最高益」 木徳神糧25年12月期決算2026年2月13日 -
【26年度生乳生産】5年連続減産、初の都府県300万トン割れか2026年2月13日


































