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【TAC・出向く活動パワーアップ大会2025】部門間連携で担い手支援 JA部門全農会長賞 JA秋田なまはげ2025年11月26日

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TAC・出向く活動パワーアップ大会2025のJA部門全農会長賞はJA秋田なまはげが受賞した。

担い手支援室の松田久樹室長担い手支援室の松田久樹室長

大会では同JA担い手支援室の松田久樹室長が発表した。担い手支援室では多様な担い手にJAの総合力をいかに発揮するかがTACの役割と位置づけている。

地域では担い手の大規模化は進んでいるが、基盤整備による収量ムラやほ場管理が行き届かず収量、品質の低下が課題となっている担い手も少なくない。そこでザルビオを活用した栽培作業の効率化を提案した。可変施肥とアラート機能による適期作業の実施などで収量と品質のばらつきを改善し収量も増加した。

また、活着時の欠株が多い原因として育苗期の籾枯れ細菌病が判明したため育苗箱消毒を提案したところ被害苗が大幅に減った。こうした対応によって担い手からの信頼を得てJAとの関係性の強化につながった。

担い手の農業資金の融資相談にスムーズに対応するため農業融資担当とワンフロア化し日常的に情報を共有している。担い手支援室が法人などと関係を構築し融資担当への顔つなぎがしやすくなった。また、担い手支援室は金融、融資担当は営農の研修を受け相互に知識をつけている。法人設立の支援を要望する声もあり、定款作成と金融課と連携した法人の収支計画の作成などにも取り組んでいる。

また、担い手支援を行うJA職員の人材育成も実施。対象職員から要望を聞き研修を実施する。たとえば、農機担当者による研修を受けることによって営農知識が深まり若手職員のスキルアップにつながっている。

肥料価格高騰を受けて生産者からは効率的な施肥指導を求める声が多かったことから地区ごとに土壌分析を行い、土壌傾向を示した。また、土壌改良材をその土壌特性に合わせてカスタマイズして提供し、その資材によって生産された米を「JAこだわり米」として集荷することで品質と収量の向上、安定集荷にもつながった。

担い手コンサルティングにも取り組み、農林中金とともに法人の経営改善を図った。ある事例では稼げるネギ販売を目標にネギの作業計画の策定支援と、ザルビオなどの導入などを行った。法人からは足繁く通ってもらい心強かったと評価されている。

これによってネギの販売額は23年度750万円が24年度には3000万円を超えるなど4倍以上に伸びた。

法人への経営支援として融資実行額で24年度は県で最優秀賞に選ばれたほか、農業融資担当のワンフロア化で担い手訪問件数が大幅に増えた。担い手との関係構築のため担い手直送規格農薬の直行配送の取り組み件数も着実に増やしている。

変化の時代に求められているのは対応する力。全部門が融和的に連携してJAの総合力を発揮することでTACの存在感も大きくなる。

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