【TAC・出向く活動 パワーアップ大会2025】全農会長賞 JA部門JA秋田なまはげ TAC部門JAわかやまの土谷さん2025年11月21日
JA全農は11月20日、21日に横浜市内で「TAC・出向く活動パワーアップ大会2025」を開いた。会場には350人が参加、オンラインでも配信した。
TAC・出向く活動パワーアップ大会2025の参加者、関係者
18回目となる今大会のテーマは「地域農業の課題解決に向けた出向く活動の実践」、「JAグループの総合力を発揮した担い手支援」、「持続可能な農業の実現に向けた生産基盤の確立」。
JA全農の折原敬一経営管理委員会会長は「地域の担い手を訪問して課題や要望を聞き、経営に役立つ情報を届けるとともに、JAグループの総合力を発揮して持続可能な農業の生産基盤を確立していくことがTAC活動の意義だ。先進事例に学んで地域課題の解決につなげてほしい」と呼びかけた。
来賓の農水省経営局の岩間浩審議官は「TAC活動を通じて、JAのなかのタテのつながりと、地域のさまざまな機関とのヨコのつながりのなかで課題を解決していくことは、地域農業を活性化させる血を通わせる活動だ」と期待し、JA全青協の北川敏匡会長は「TAC活動はこの国の食料を支える背骨にあたる活動だ」と思いを寄せた。
融資担当とワンフロア化
JA部門で全農会長賞を受賞したのは秋田県のJA秋田なまはげ。TACが所属する担い手支援室では、担い手から法人設立の支援や、融資など専門的な知識を必要とする要望が増えてきたことから、金融課と連携した法人設立支援や農業融資担当をワンフロア化して日常的に情報を共有化することで的確な対応を実現した。
また、担い手の大規模化で圃場管理が行き届かず収量や品質が低下しているという課題には、ザルビオの活用を提案するなどスマート農業の活用や、肥料価格高騰をきっかけにした土壌分析の強化によって、「JAこだわり米」の生産、集荷につなげた。
このような多様な課題に対してJAの関係部署全体が支える体制を作っている。
園地を巡回し個別防除暦を作成
TAC部門で全農会長賞を受賞したのはJAわかやましもつ営農生活センターの土谷賢太郎さん。担当するみかん農家から問い合わせがもっとも多いのは病害虫被害。被害を防ぐためには適切な防除が必要だが、園地によって状況が異なるため園地を巡回して病害虫の種類と加害時期を特定、個別防除暦を作成して配布した。
農家からは「防除に対する関心や農薬の知識ががらっと変わった。秀品率が上がって所得も増えた」などと評価されている。土谷さんは「技術を磨き知識を身につけ、的確に問題を解決する一皮向けたJA職員になろう」と参加者に呼びかけた。
大会では大会宣言を採択した。
【大会宣言】
我々TACは、
一、担い手とともに新たな技術と知恵で持続可能な農業を創造します。
一、JAグループの総合力を結集し多様なニーズに応えます。
一、地域社会を守るため「食」と「農」をつなぐ架け橋となります。
(受賞者)
【JA部門 全農会長賞】
JA秋田なまはげ(秋田県)
【JA部門 優秀賞】
JAハイナン(静岡県)
JA筑前あさくら(福岡県)
【TAC部門 全農会長賞】
JAわかやま ながみね地域しもつ営農生活センター主任 土谷賢太郎氏(和歌山県)
【TAC部門 優秀賞】
JAふくしま未来 そうま地区営農企画課 蒔田和也氏(福島県)
JA本渡五和 営農経済部指導販売課 山下清弥氏(熊本県)
【TACトップランナーズJA】
JAレーク滋賀(滋賀県)
JA小松市(石川県)
JA北びわこ(滋賀県)
JA筑前あさくら(福岡県)
【JA部門 米集荷特別表彰】
JAあさひかわ(北海道)
JA小松市(石川県)
JA北びわこ(滋賀県)
【TAC部門 地区別優秀賞】
JAいわて中央 営農販売部担い手対策課副調査役 米田菜摘氏(岩手県)
JA秋田しんせい 農業経営支援室係長 佐々木敬太氏(秋田県)
JA金沢市 アグリセンター中部松寺所長 山本智広氏(石川県)
JAレーク滋賀 営農戦略部TAC推進課係長 中辻秀章氏(滋賀県)
JAしまね 雲南地区本部営農経済部営農企画課係長 原田裕幸氏(島根県)
JAおちいまばり 営農振興部営農指導課副調査役 合田光氏
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