北海道オホーツクの農作物をSAF原料に活用 中高校生向け探究学習プログラム実施 東京農業大学2025年11月26日
ENEOS、東京農業大学と名鉄観光サービスの3者は、恵泉女学園中学・高等学校、昭和女子大学附属昭和中学校・高等学校、東京都立園芸高等学校および東京農業大学第一高等学校・中等部の4校の生徒計39人を対象に、北海道で持続可能な航空燃料(SAF)をテーマとした探究学習プログラムを実施した。

探究学習は、文部科学省において探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標としている。
東京農業大学北海道オホーツクキャンパスが位置する北海道オホーツクは、日本で高い食料自給率を誇る。プログラムでは、世界的な脱炭素化の動きに注目し、特に、食品廃棄物や農業廃棄物などのバイオマスを原料とするSAFについて、生徒は北海道オホーツクの農業や農作物を学びながら、これらをSAFの原料として活用できるのか考えた。
また、8月25日から28日の北海道オホーツクでの現地研修に先立ち、生徒はENEOSによる事前授業を受け、SAFについて学習した。現地研修では、「オホーツクおよび現地の農業について知る」、「農業とバイオ燃料原料の関係を知る」、「航空業界から見たバイオジェット燃料について知る」というテーマのもと、生徒は参加校の枠を超えてグループを編成。実際に農家や企業を訪問し、現地での体験や、農家、企業の方々との交流を通して、理解を深めた。
現地研修後、生徒はグループごとに、上記テーマについてENEOSに対してプレゼンテーションを実施。生徒からは、北海道の気候、社会問題、SAFの政策動向や食との競合を考慮したうえで、SAFの原料として、魚のあらや内臓、甜菜(ビート)、スイートコーン、サツマイモ、米、家庭から出る廃食油、ヒマワリの活用等が提案された。
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