佐賀の「シギの恩返し米」生物多様性に配慮した米づくりプロジェクト発の新米発売2021年10月4日
株式会社サザビーリーグが運営するAKOMEYA TOKYOは、シギの恩返し米協議会(佐賀市東与賀町)、WWFジャパンとともに5か年計画で始めた、生物多様性に配慮した米づくりプロジェクトで作った新米を、AKOMEYA TOKYO全店舗で10月15日発売する。
「シギの恩返し米」は、美しい自然や生きものと共生しながら農業を持続可能なものにしていくプロジェクト。シギの恩返し米協議会は、東よか干潟(佐賀市)がラムサール条約湿地に登録されたことを契機に、生産者、JA、まちづくり協議会、IT事業者、県、市などで組織し2017年に設立。米づくりをとおして人と生きものとの共生を育み、豊かで美しい自然を地域で未来につないでいくことを理念に掲げ、様々な取り組みを通してお米のブランド化をめざしている。また、今年から佐賀市独自の新たな試みとして、植物の免疫力を高める農法で生きものや環境への負荷を軽減するため、化学合成農薬の成分回数を当地比7~10割減に取り組んだ。
WWFジャパンは、2017年から九州・有明海沿岸域の水田地帯で生物多様性と農業の共生プロジェクトに取り組んでいる。
AKOMEYA TOKYOは、同プロジェクトの生物多様性保全の取り組み推進と、農業の両立を目指す「シギの恩返し米」において、長期的な視点で、未来につながる持続可能な循環型農業への取り組みに共感。作り手の思いを使い手に伝える繋ぎ手として、「シギの恩返し米」をAKOMEYA TOKYO全店舗とオンラインショップで販売する。
「シギの恩返し米」は、特別栽培米の佐賀県産 「夢しずく」。3合瓶詰(白米)は1620円、真空2合パック(白米)は648円。いずれも税込。
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日