林業に注目「森林の仕事ガイダンス」4会場で2500人が参加 全森連2021年11月25日
全国森林組合連合会は、令和3年度林業就業相談会「森林の仕事ガイダンス」を東京、大阪、名古屋、福岡の4会場で開催され、相談者数は計2451人にのぼった。各会場とも熱心に興味のある地域の情報を収集する来場者が見られ、新型コロナウイルスの影響で働き方が変化する中、自然の中で長く働ける林業に興味を持つ人が増加傾向となっている。

同ガイダンスは、林業就業についての「知りたい」「聞きたい」「相談したい」に応じるもので、新たな林業の担い手となるフォレストワーカーの確保・育成を目的に開催。林業就業への入口として、森林・林業に関心を持つ人を対象に年齢・性別不問、参加費用無料で行われた。各都道府県による相談対応はリアルとオンラインの併用で実施。各会場とも来場者は、各地の林業に関する情報や林業の仕事内容、就業までの流れについて、参加都道府県の林業労働力確保支援センター等による「都道府県相談ブース」や、全森連の総合的な相談窓口「総合相談ブース」で熱心に情報収集する姿が見られた。
2003年の「緑の雇用」スタートから18年間で、2万人を超える新規林業就業者が誕生。生物多様性保全や地球温暖化防止に寄与する森林の活動はSDGs17目標のうち15目標に当てはまる。働き方への意識が変わる中、自然の中で長く働ける林業に興味を持つ人が増えている傾向がうかがえた。
今後は、各地の林業労働力確保支援センター等が行うエリアガイダンスや、常設の「林業就業オンライン相談サイト」を活用し情報収集できる。詳細は、緑の雇用総合ウェブサイト 「RINGYOU.NET」へ。
林業就業相談会「森林の仕事ガイダンス」の会場
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