ホクレンが協力 北海道産米で作る新世代スナック「愛をコメて」新発売 湖池屋2022年1月25日
湖池屋は1月24日、ホクレンの協力で原料に北海道産米を使った濃厚ノンフライ・たんぱく質入りの新しい米スナック「愛をコメて ガリシュリ」と「愛をコメて ミートドリア」を全国のコンビニエンスストアと湖池屋オンラインショップで発売した。
新商品の「愛をコメて ガリシュリ」と「愛をコメて ミートドリア」
米の一世帯当たりの支出金額は20年前の約6割と激減し、今ではパンに抜かれている状況。同社の調査では、20代の若者を中心に、1日3食のいわゆる「規則正しい」食生活が変化し、スナックが食事の代わりになっている傾向が見えてきた。すでに「主食」と「間食」の境界が曖昧になり始めている中、食の「分食化」や「乱食化」は、次世代の食スタイルのスタンダードになっていくと考えられる。
こうした食生活の変化を背景に、昨今の糖質制限ブームもあり、米は「お腹にたまる重たいモノ」として捉えられることが増えた。日本の食を支えてきた米の価値が、特にZ世代(1990年代後半から2000年代に生まれた世代)の若者たちの間で失われつつある(湖池屋調べ)。
そこで、同社は"米"の価値を改めて若者に伝えるため、米の魅力を最大限に活かした次世代型の新商品として、日本人に馴染みの深い「おにぎり」に注目して開発した。米の一世帯当たりの支出金額が減少する中、総務省の家計調査によると、「おにぎり」は直近20年間で4割増と大きく伸長。「おにぎり」が好まれる理由として、「軽さ」「簡便」「時短」などに優れている点が挙げられていたことから、スナック感覚で食べられ、おにぎりのうまさを凝縮させたような味わいを1粒に感じられる新商品「愛をコメて」を開発した。独自製法により、ノンフライでありながら濃厚な味わいを実現し、たんぱく質入りで1袋110kcalに。また、包装には「紙」を使用した次世代型のパッケージを採用した。
ホクレンの協力で供給を受けた北海道産米を使ったパフは、ザクッとほろっとした新食感。また、ごろっとした具材が見えることから「おにぎり」を思わせる「食」のような仕上がりとなっている。味は2種類で、「ガリシュリ」は香ばしい海老の旨みにガーリックとバターをきかせたガーリックシュリンプの味わいが凝縮。また、「ミートドリア」は、ごろっと肉にチーズのコクがきいたミートドリアの味わいが凝縮されている。形状は三角形のおにぎり型を基本に一部にハート型も入れた。
「愛をコメて」の発売を記念して、抽選で10人に商品をプレゼントするTwitterキャンペーンも1月30日まで実施している。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 果樹園地で初めて確認 富山県2025年5月15日
-
【注意報】ムギ類赤かび病 多発リスクに注意 三重県2025年5月15日
-
"安心のお守り"拡充へ JA共済連 青江伯夫会長に聞く【令和6年度JA共済優績組合表彰】2025年5月15日
-
【地域を診る】観光・イベントで地域経済は潤うのか 地元外企業が利益吸収も 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(1)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(2)2025年5月15日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】前回のトランプ政権との日米貿易交渉の失敗に学べるか(3)2025年5月15日
-
麦に赤かび病、きゅうりのアザミウマ類など多発に注意 令和7年度病害虫発生予報第2号 農水省2025年5月15日
-
パッケージサラダ7商品 を価格改定 6月1日店着分から サラダクラブ2025年5月15日
-
なぜ「ジャガイモ―ムギ―ビート」?【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第340回2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(1)2025年5月15日
-
「イミダクロプリド」は農水省再評価前から自主的に制限 環境に調和した持続可能な農業へ バイエルクロップサイエンス(2)2025年5月15日
-
「JAグループ宮城 営農支援フェア2025」がラジオCMで告知 JA全農みやぎ2025年5月15日
-
いちごの収穫・パック詰め体験イベント開催 新規就農者研修も募集へ JA全農みやぎ2025年5月15日
-
就農希望者が日本の農業を"見つける" 2025年度の「新・農業人フェア」 農協観光と「マイナビ農業」2025年5月15日
-
JA三井リースが新中計「Sustainable Evolution2028」策定 課題解決で持続的成長目指す2025年5月15日
-
「NARO生育・収量予測ツール」にトマト糖度制御機能を追加 農研機構2025年5月15日
-
冷凍・国産オーガニックほうれん草 PB「自然派Style」から登場 コープ自然派2025年5月15日
-
独自品種でプレミアムイチゴ「SAKURA DROPS」立ち上げ 東南アジアの高級スーパーで販売 CULTA2025年5月15日
-
茨城の深作農園「日本さつまいもサミット」殿堂入り農家第1号に認定2025年5月15日