農業に特化したブロックチェーンプラットフォームを提供開始 TSUBU2022年4月14日
TSUBU株式会社は、農業に特化した月額2000円からのブロックチェーンプラットフォームの提供を5月から始める。

農業に特化したブロックチェーンプラットフォームは、生産品の写真を位置情報として、産地偽装などがない証明を発行するシステム。高額なブロックチェーンシステムではなく、既存データベースなどを活用した形で、コストを削減し、利用料を月額2000円程度に抑えてサービスを展開する。また、新しいオペレーションを行うにあたり、農業DX人材・カーボンニュートラル・グローバルタレントの3つの教育プログラムも展開する。
この教育システムは、国立大学での導入にも進んでおり、研究データ改ざん防止にも役立てる事を想定している。
消費者へのQRコードでの表示アプリやオリジナルラベルシステムなどは、別途オプションサービスなどで対応し、認定ソフトウェアサービス会社へ委託。生産者が説明責任を証明することを優先したシステムで、誰もが抵抗なく使い始られることが大きなポイントとなっている。
同社は今後、このシステムを活用してシステム開発などを行うパートナー会社との提携を拡大し、一次産業における、産地問題、トレーサビリティ、労働者雇用問題、コールドチェーンによる商品保証、販売店における完売証明(フードロス無し)を可視化。また、証明までをワンストップショッピングで提供することで、農作物の高付加価値化と高単価化につなげていく。
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