特殊冷凍によるフードロス削減量・CO2排出削減量を初公開 デイブレイク2022年6月6日
特殊冷凍テクノロジーを活用した「Freezing as a Service(Faas)」を展開するデイブレイクは6月2日、同社のビジョンや事業構造、社会貢献性を改めて可視化する目的で、コーポレートサイトをリニューアルした。
夜明け(世明け)をイメージしたデイブレイクコーポレートサイトのトップページ
同社は、特殊冷凍に特化した国内唯一の専門会社として創業し、今年7月に10期目を迎える。2021年10月に自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を発売し、これまでの比較販売モデルからメーカーへ転向。さらに、特殊冷凍機の導入前後もトータルサポートする方針のもと、特殊冷凍ソリューションをコアコンピタンスとした「Freezing as a Service」を展開している。
リニューアルでは、ミッションに掲げる「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」を実現するためにデイブレイクが展開する「Freezing as a Service」を可視化。創業から続く、高品質な冷凍食品の"作り手を増やす"「特殊冷凍機販売事業」のほか、"作り手を育てる"「特殊冷凍最大活用コンサルティング」や特殊冷凍コミュニティ「デイブレイクファミリー会」運営、高品質な冷凍食品を"食べ手に届ける"特殊冷凍食材流通事業「アートロックフード」など、主力事業と、そこから発展する事業構造を表している。
特殊冷凍テクノロジーによるフードロス削減とCO2排出削減
フードロス問題は、冷凍技術が解決に寄与する社会課題の一つ。同社は、特殊冷凍食材流通事業「アートロックフード」で規格外食材を積極的に活用し、高品質・無添加・ロングライフなどの付加価値を付けて流通。また、特殊冷凍機を販売することで、飲食店をはじめとする食品事業者でのロス削減につなげる。
同社が特殊冷凍テクノロジーを活用してこれまでに寄与した累計フードロス削減量は推計1669.5トンで、実質CO2排出削減量は推計2682.5トンで、削減量が排出量を上回るカーボンネガティブに成功。リニューアルしたコーポレートサイトでは、創業から2022年4月までのフードロス削減およびCO2排出削減量を、初めて公開した。
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