農林水産大臣賞など決定「第22回東京砧花き全国品評会」開催 東京砧花き園芸市場2022年12月1日
情報流通支援サービスのオークネットの子会社・東京砧花き園芸市場(砧花き)は11月21日と28日、高品質な花きを表彰する「第22回東京砧花き全国品評会」を開催。最優秀賞の「農林水産大臣 野村哲郎賞」をはじめ、「文部科学大臣 永岡桂子賞」、「オークネット会長賞」などの各賞が決まった。
オークネットは、子会社のオークネット・アグリビジネスを通じて、完全リモート仕入を実現したインターネット花市場を運営。3月には砧花きでも、自宅や店舗・作業場などからリモートで競りに参加できる園芸店、生花店向け「在宅花きセリサービス」の提供を始めた。自社のインターネット市場と砧花きの現物の市場と、ICTを活用した大輪胡蝶蘭の生産・販売事業を合わせ、取扱高116億円規模の花き流通事業を展開している。また、砧花きの子会社化に伴い、2020年から「東京砧花き全国品評会」の運営にも携わっている。
「東京砧花き全国品評会」は、冬に本格出荷を迎えるシクラメン、ポインセチアと洋ランを対象に、花き生産者の生産意欲・品質向上および消費拡大を目的として行われる品評会。大手園芸店のバイヤーなどが審査員となり、商品の完成度や商品性を主眼に審査が行われる。
第22回目となる今回の品評会には、日本全国の生産者から選りすぐりの商品402点(シクラメン225点、ポインセチア75点、洋ラン102点)が出品。延べ約50人の審査員により各受賞商品が決まり、翌日のセリで活発に取り引きが行なわれた。
主な入賞作品
生産現場では不安定な世界情勢の影響を受け電気代、燃料費、肥料、各種資材の価格が高騰し、厳しい状況下で生産されている中で開かれた品評会。東京砧花き全国品評会実行委員会は「数量こそ前年を下回ったが、各地の生産者の皆様が手塩にかけて作り上げた非常に高品質な商品を出展いただいた。これから店頭にはウィンターギフトとして多くのシクラメン、ポインセチア、そしてシンビジウムが勢ぞろいする。寒さが増していくなか、美しいお花で皆様の暮らしに潤いと彩りを添えていただければ」と話している。
品評会の様子
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】とうもろこしにアワノメイガが多誘殺 早めの防除を 北海道2025年7月1日
-
【人事異動】農水省(7月1日、6月30日付)2025年7月1日
-
農水省 熱中症対策を強化 大塚製薬と連携し、コメリのデジタルサイネージで啓発2025年7月1日
-
作況指数公表廃止よりもコメ需給全体の見直しが必要【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月1日
-
【JA人事】JA岡山(岡山県)新会長に三宅雅之氏(6月27日)2025年7月1日
-
【JA人事】JAセレサ川崎(神奈川県)梶稔組合長を再任(6月24日)2025年7月1日
-
【JA人事】JA伊勢(三重県) 新組合長に酒徳雅明氏(6月25日)2025年7月1日
-
米穀の「航空輸送」ANAと実証試験 遠隔地への迅速な輸送体制構築を検証 JA全農2025年7月1日
-
JA全農「国産大豆商品発見コンテスト」開催 国産大豆を見つけて新商品をゲット2025年7月1日
-
こども園で食育活動 JA熊本経済連2025年7月1日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施2025年7月1日
-
7月の飲食料品値上げ2105品目 前年比5倍 価格改定動向調査 帝国データバンク2025年7月1日
-
買い物困難地域を支える移動販売車「EV元気カー」宮崎県内で運用開始 グリーンコープ2025年7月1日
-
コイン精米機が農業食料工学会「2025年度開発賞」を受賞 井関農機2025年7月1日
-
「大きなおむすび 僕の梅おかか」大谷翔平選手パッケージで発売 ファミリーマート2025年7月1日
-
北海道産の生乳使用「Café au Laitカフェオレ」新発売 北海道乳業2025年7月1日
-
非常事態下に官民連携でコメ販売「金芽米」市民へ特別販売 大阪府泉大津市2025年7月1日
-
農作物を鳥被害から守る畑の番人「BICROP キラキラ鳥追いカイト鷹」新発売 コメリ2025年7月1日
-
鳥取県産きくらげの魅力発信「とっとりきくらげフェア」開催 日本きのこセンター2025年7月1日
-
鳥インフル 英国チェシャ―州など14州からの生きた家きん、家きん肉等 一時輸入停止措置を解除 農水省2025年7月1日