「在庫ゼロでもフードドライブ」始動 宅配注文で困窮世帯を応援 パルシステム千葉2023年5月9日
生活協同組合パルシステム千葉は、食品を集めて生活困窮世帯へ提供するフードドライブを利用者に5月26日まで呼びかけている。宅配の物流網を活用した家庭の未利用食品回収に加え、注文で食品を寄贈できる初の仕組みを構築し、食品は県内フードバンクを通じて必要とする世帯に提供される。
フードドライブは、毎週12.6万世帯を訪問する宅配トラックのインフラを活用し、配達時に家庭の未利用食品を回収する。宅配利用者に使う予定のない食品の提供を呼びかけるとともに、在庫する食品がなくても参加できるよう、寄贈用食品セットの注文を受け付ける。ツナ缶などパルシステムオリジナル商品3種の「まごころセット」(税込384円)を注文し、フードバンクへ届ける同生協では初の試みとなる。
県内9か所の配送センターに集まった食品は、各拠点で賞味期限の点検や仕分け作業を経て近隣のフードバンクなどへ寄贈。仕分け作業は、宅配利用者にボランティア参加を呼びかけ、学習会を通じてフードドライブへの理解を深め、作業後は寄贈先へのメッセージカードを作成する。寄贈先団体は、フードバンクちば、フードバンクふなばし、とうかつ草の根フードバンクなどを予定。
2022年度フードドライブ開催時の仕分け作業
◎フードドライブ概要
受付期間:5月1日~5月26日
受付品:賞味期限が2か月以上ある缶詰や瓶詰などの保存食品、麺類、菓子飲料、調味料、贈答用商品、米など
受付できないもの:賞味期限無記載、生鮮食品、アルコール類、包材の開封破損、2022年度産以前の米
◎フードドライブ提供商品「まごころセット」概要
価格:384円(税込)
セット内容:ツナフレーク缶70g×1、子ども用カレーフレーク110g×1、産直わかめのあっさりスープ7.5g×1
注文期間:5月1日~5月26日
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日