外食市場調査7月度 外食市場規模は2019年同月比82.1% 前月より回復傾向2023年8月31日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約9500人を対象に2023年7月度の「外食市場調査」を実施。外食市場規模は、2019年同月比は82.1%で前月(79.6%)より回復傾向にある。単価の伸びは鈍化したが、延べ外食回数が2019年比78.5%とコロナ禍以降では最小のマイナス幅になった。
7月の外食市場規模は、3圏域合計で2854億円。前年同月比は+357億円と20か月連続して前年実績を上回った。市場規模の2019年同月比(コロナ禍前の2019年比は82.1%で、前月の同79.6%から改善。外食単価は2750円で21か月連続して前年を上回ったが、前月比は-68円、2019年比では104.5%(前月109.8%)と伸び率が鈍化した。
一方、外食実施率の2019年比(88.9%)、外食頻度の2019年比(91.8%)ともに前月よりマイナス幅が縮小。延べ外食回数の2019年比(78.5%)はコロナ禍以降(2020年4月以降)では最小のマイナス幅となった。
市場規模の食事主体業態・計は前年比107.9%(2019年比89.4%)、飲酒主体業態・計は同128.5%(同70.3%)、軽食主体業態・計は同128.2%(同76.8%)で2019年比ではマイナス幅が前月よりも縮小している。
主要16業態中では13業態で市場規模が前年を上回った。2019年比では「アジアン料理店」(110.3%)がコロナ禍前の市場規模を上回った。居酒屋の市場規模は2019年比で75.5%となり、コロナ禍以降では最小のマイナス幅まで回復してきている。
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