インターネット花市場「ba*net」花き生産者向けサービスをリニューアル オークネットAG2023年12月7日
循環型マーケットデザインのオークネットの子会社でオークネット・アグリビジネスは12月4日、運営するインターネット花市場「ba*net(バネット)」の花き生産者の出荷会員向けサービスをフルリニューアルした。
オークネットは、2015年に子会社としてオークネットAGを設立し、完全リモート仕入を実現した日本で唯一のインターネット花市場「ba*net」を運営している。また、子会社の砧花き園芸市場(東京都世田谷区)でも、自宅や店舗・作業場などからリモートで競りに参加できる園芸店、生花店向け「在宅花きセリサービス」を2022年3月に開始。自社のインターネット市場「ba*net」と砧花きの現物の市場に加え、ICTを活用した大輪胡蝶蘭の生産・販売事業を合わせ、取扱高122億円規模の花き流通事業を展開している。
オークネットAGは、インターネット花市場「ba*net」の利便性向上に向けて生産者に事前調査をしたところ、従来花き生産者は商品を出荷した後の情報を知る術がないことから、販売先や販売経緯、買参者からの引き合い情報など、市場の透明性に関する期待が高いことがわかった。
そこで、フルリニューアルにより、花き生産者がこれまで確認できなかった出荷した商品の「リアルタイムな販売状況の確認」「市場側への出荷情報の提供」「経理書類の受領」などを一元的にWEB上で行える機能を付加。"市場透明性の向上"に寄与できるサービスをご提供することが可能となった。また、市況、相場、販売先に関する情報など同サービスを活用することで、花き生産者の農業経営も支援する。
同社は今後、購入者である生花店などからの受注状況や、今後の需要状況などがわかるプラットフォームの開発を検討。市場透明性に関する生産者の期待に応え、生産者からの一方的な出荷だけでなく、生産者と購入者双方が情報を連携することで、有用感のある市場流通運営を推進する。
インターネット花市場「ba*net」は、独自の情報流通システムを活用することで完全な商物分離を実現し、鮮度を保ったまま店頭まで届ける100%在宅仕入れを実現した花市場。花き生産者を対象にした出荷会員向けサービスと、生花店などを対象にした買参会員向けサービスの機能を備え、場所を選ばずに仕入れができるため、全国各地から買参者が参加している。出荷者・団体は現在、3300社超、花の仕入れを行う買参者は1300社を超えた。
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