地球温暖化、2024年問題解決へEV車導入 お披露目会実施 パルシステム神奈川2024年1月18日
生活協同組合パルシステム神奈川は1月10日、配送用EVトラックの1台目の導入を記念し、「EV車お披露目会」をパルシステム神奈川 大和センターで開催した。EVトラックの導入により、CO2排出量の削減や、エンジン音・走行音を抑制し、地域貢献につなげる。
新しく導入されたEVトラック
パルシステムグループは、2030年度の温室効果ガス排出量削減目標達成に向け、宅配事業の根幹を担うトラック燃料の切り替えに取り組んでいる。今回導入したEVトラックの車両は、普通免許でも運転でき、乗り手を限定しない構造。荷台もこれまでより約40センチ低くひざほどの高さになり、配送時に繰り返す乗降で生じる担当者の負担軽減も期待される。
導入式では、南関東日野自動車から概要説明があり「2024年問題に向けて、環境とドライバー双方に貢献できる車両としてぜひ活用してください」とエールが送られた。
また、EVトラックを導入する生活協同組合パルシステム神奈川 大和センターの小林敏センター長は、運用メリットと具体的な運用方法を説明。「2024年問題として、配送の担い手が少なくなっているのが現状。運転も作業もしやすい車両を導入できたので、最大限活用していきます」と話した。
鍵の贈呈で。右から、南関東日野自動車の岩下氏、パルシステム神奈川の網野専務理事 、同小林センター長
この日は会場に、近隣の2つの保育園から約40人の園児を招き、実際に荷台や運転席に乗るなど、車両体験を実施。交通安全の学習企画やセンター施設の見学も実施し、地域住民と交流を深めた。
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