第2回ドレッシング選手権 群馬県「水を少しも使っていないにんじんドレッシング」が日本一2024年3月11日
日本野菜ソムリエ協会は3月7日、調味料の魅力を社会に広めるイベント『調味料選手権』の特別企画「第2回ドレッシング選手権」を開催。最終審査会と投票会が東京・築地の「魚河岸スタジオ」で開かれ、エントリーされた63品の中から、ドレッシング日本一の最高金賞に「水を少しも使っていないにんじんドレッシング」が選ばれた。各賞を受賞した商品は3月20日〜26日、日本橋三越本店で開かれる販売会で購入できる。
最高金賞受賞を受賞した関口夫婦と審査員長のMICHIKOさん(右)
一次審査では、野菜ソムリエや百貨店・スーパーのバイヤーといった食のプロによる味わいと商品情報で採点・評価し、最終審査会で一般が「購入したい」「家族・友人におすすめしたい」という基準で採点・評価。同大会では、素材のおいしさを凝縮したそのままでもおいしいドレッシングや、食欲をそそる香り・風味がポイントのドレッシング、野菜だけでなく肉や魚にもつかえる万能ドレッシングなどが高く評価された。前回に続き、人にプレゼントしたくなるような、素材を活かした『贅沢ドレッシング』が注目され、味だけでなくネーミング・パッケージにも商品の特徴が表現されているドレッシングが高い評価を得た。
最高金賞を受賞した「水を少しも使っていないにんじんドレッシング」(春乃屋Harunoya/群馬県)は、群馬のこだわり野菜を使い、和食料理人による手作りの、かけるだけで逸品料理になる無添加ドレッシング。豆腐にも良く合い、餃子、蒸し野菜、ゆで卵、オムライス、サラダライスボウル、酢飯や生のサーモンやカルパッチョにもおすすめ。豚バラ白菜につけて食べてもうまみが増して相性がよい。
審査員からは「にんじんの甘さの驚きと、しっかりとした酸味が楽しめる。色が美しい。甘いのが好きな人におすすめ」と評された。
◎「第2回ドレッシング選手権」結果
最高金賞に選ばれた「水を少しも使っていないにんじんドレッシング」
《最高金賞》
水を少しも使っていないにんじんドレッシング/春乃屋Harunoya(群馬県)
《金賞》
糸島野菜を食べる生ドレッシング金柑/株式会社Hisheri(福岡県)
《銀賞》
星取県の大山ごぼうとごまの焙煎ドレッシング/株式会社ビッグワン(鳥取県)
《銅賞》
くんせい豆乳マスタードドレッシング/有限会社田中醤油店(大分県)
≪他受賞ドレッシング≫
地域の味ベスト賞:鎌倉の農家が土づくりからこだわったビーツドレッシング/盛田ファーム(神奈川県)
地域の味ベスト賞:甘旨一番ドレッシング/有限会社原田青果(兵庫県)
地域の味ベスト賞:ノンオイル大分県産かぼすと椎茸のドレッシング/株式会社三洋産業(大分県)
地域の味ベスト賞:ゆずノンオイルドレッシング/株式会社メセナ食彩センター(鹿児島県)
地域の味ベスト賞:白百合のもろみをそのまま感じるドレッシング/島の野菜BistroDRAPEAU(沖縄県)
日本橋三越本店バイヤー賞:フェリチタドレッシング人参/フェリチタ研究所(山梨県)
日本橋三越本店バイヤー賞:お酢屋のドレッシングコーン&カレー/大興産業株式会社(岡山県)
日本橋三越本店バイヤー賞::黄ゆずと青ゆずのドレッシング/ミツイシ株式会社(宮崎県)
審査員特別賞:シェフモリサワセレクションマスタードドレッシング/株式会社グラッツェミーレ(高知県)
入賞:醸ドレ(ごまみそ)/有限会社丸井伊藤商店(長野県)
入賞:ザクザクドレッシングうま塩味/安本産業株式会社(島根県)
入賞:糸島野菜を食べる生ドレッシング大根大葉/株式会社Hisheri(福岡県)(福岡県)
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