能登半島地震緊急支援募金 産地や取引先への贈呈式を実施 パルシステム連合会2024年3月21日
パルシステム連合会は、「能登半島地震緊急支援募金」で寄せられた募金の一部について、役職員が産地や取引先を訪問し贈呈式を実施した。
パルシステム連合会の辻正一常務理事(右)から見舞金目録を受け取る中村さん
パルシステム連合会は、「能登半島地震緊急支援募金」で寄せられた募金の一部を被災した生産者など7団体への見舞金として活用。このほど役職員が各地を訪問し、贈呈式を開催した。募金は、のべ17万人あまりから約2億6000万円が寄せられ、見舞金のほか現地で支援活動をする9団体への支援金と、被災者への義援金として活用する。
3月7日に見舞金を受け取った(有)中村海産では、工場内の機械などには大きな損壊はなかったが、パルシステムで届けている「からふとししゃもみりん干し」の原料冷凍倉庫内が荷崩れを起こしてしまい取り出せない状況にある。同社の中村康紀さんは「石川の輪島や能登の被害が大きいと聞き、私自身も取引先などに協力を呼びかけ物資提供などに奔走した。被災によって注目が集まっている今こそ、商売を再開できる企業から率先して経済を回し、周りの人たちに恩返しをしていきたい」と話した。
また、3月15日に見舞金を贈られた謙信の郷の金谷武志さんは「人的被害がなかったことが幸いですが、壁や瓦が崩れてしまった生産者の家屋もあり、地下にある田んぼへの給水ポンプの被害状況も確認できていない。早めに試運転し、春の作付けに備え、受け取った見舞金は住居や農業設備の再建、修復に活用します。今後も皆さんの期待に応えられる作物の生産を継続することで、恩返ししていけるよう頑張ります」と話した。
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