「冷凍食品トレンド大賞2024」大賞は『ワンプレート冷凍食品』冷凍食品PR連盟2024年12月19日
冷凍食品PR連盟は12月18日、「2024年冷凍食品トレンド大賞」と「ランキングトップ20」を発表。冷凍食品業界関係者へのアンケート調査の結果、トレンド大賞は「ワンプレート冷凍食品」。また、2024年の冷凍食品のキーワードとして「タイパ」「物流」「米騒動」などがランクインした。
同調査は11月25日〜12月9日の期間、冷凍食品に関する2024年のトレンドワードを抽出し、冷凍食品業界関係者を対象に行われた。回答者数は248人。
2024年 冷凍食品トレンド大賞トップ10
アンケート調査の結果、2024年に冷凍食品業界で最も注目されたトレンドワードは「ワンプレート冷凍食品」。ごはんやパスタなどの主食と野菜などの副菜が一度に食べられる満足感と健康的な食事のイメージから近年市場を拡大している。さらにトレーのまま電子レンジで解凍でき、1回の調理で済み食後の洗い物も不要という簡便性が大きな魅力で、4位にランクインした「冷凍食品タイパ(タイムパフォーマンス)」を象徴する商品として評価された。今年は大手冷凍食品メーカーの新規参入とともにサブスクタイプの定期便サービスも拡大しており、今後の市場の活況が見込まれる。
2位は「物流2024年問題」。4月に始まった物流事業に関する働き方改革関連法により、トラックドライバーの労働時間に上限が課されることで輸送能力が不足。物を運べなくなる、物が作れなくなるなどが懸念されている。冷凍食品業界としても大きな問題と考えられ、冷凍食品メーカー大手5社による共同物流や、製品サイズ見直しによる積載効率アップ、パレット化推進など進められた。今後はこうした対応をより多岐に、より深く行う必要があるため、物流コストがアップすることが今後の課題となる。
3位は「令和の米騒動(冷凍食品影響)」。8月にスーパーなどで米不足となり、生活者が米を購入することができない騒動となった。原因としては、例年8月は新米の供給前のため品薄になる時期であること、前年の猛暑などで供給量がさらに減ったこと、8月に南海トラフ地震に関連する情報が発表され米を買いだめをする人が増えたことなどが考えられ、テレビやSNSなどで品薄が拡散されたことで拍車をかけた。
2024年 冷凍食品トレンド大賞20位〜11位
冷凍食品業界においては、スーパーで米が品薄になった8月には冷凍米飯および冷凍麺(冷凍パスタ、冷凍ラーメンなど)が米の代わりとして、売上が一時的に伸長。その後、9月に入り新米が店頭に並んでからは通常に戻ったため、あくまで一時的な影響だった。
冷凍米飯の製造においては、原料米の調達には問題はなかったが、原料米の価格が上昇しコストを圧迫。今後も米の価格がさらに上昇することが見込まれるため、商品の値上げが今後の課題となる。
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