農業のバリューチェーンをアップデート「トライアングルエヒメ2.0」に採択 kikitori2025年7月8日
株式会社kikitoriは、愛媛県が推進する事業「トライアングルエヒメ2.0」に採択された。今後、愛媛県内のJAグループと連携して県内全域における生産者の手取り向上を目指し、農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。
同プロジェクトは、デジタル技術の県内産業への現場実装・定着・横展開により、愛媛県産業の稼ぐ力の強化や現場でデジタル技術を使いこなす人材育成を目指すもの。
同社は、生産現場における高温障害や高齢化などの課題に対応するとともに、販売・流通現場でも、生産者・JA・販売先・運送会社をデータでつなぐことで、持続可能かつ高収益な農業の実現を目指す。
また、全国100以上のJAでの導入実績を活かし、同社が展開する青果物流通特化型SaaS「nimaru」を中核とした農業DXインフラの構築により、一次産業の収益性と持続性の両立を実現する。
◎kikitoriの取り組み
<現場に根差したDX>
生産から販売に至るまでの包括的な課題解決を目指し、高齢の生産者でも簡単に利用できるユーザー体験(UX)を活かした取り組みを進める。
<データ連携による販売・流通最適化>
出荷予定や分荷情報を販売先や運送会社にリアルタイムで共有することで、計画的かつ戦略的な販売先との最適な取引を実現する。
<県域全体へのモデル展開>
まずは県内2JAでの取組において成功事例を創出し、県内全11JAへの展開を目指す。
<県内発の全国展開>
愛媛県内での成果をモデルとして、全国各地の産地やJAへの水平展開を推進する。
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