大気中のCO2を吸収する 「CO2を食べる自販機」コープみらい一部店舗などで導入2025年5月8日
コープデリ生活協同組合連合会は5月7日、アサヒ飲料が展開する、大気中のCO2を吸収する特殊材(CO2吸収材)を設置した「CO2を食べる自販機」の導入を開始。51台をコープデリ連合会の一部施設、および会員生協の生活協同組合コープみらい(千葉県・埼玉県・東京都)の一部店舗と宅配センターの一部に順次設置する。
「CO2を食べる自販機」イメージ
「CO2を食べる自販機」は、大気中のCO2を吸収する自動販売機を設置し、吸収したCO2をアスファルトやコンクリートなどの工業原料に活用することで、脱炭素社会の実現に貢献する取り組み。アサヒ飲料によると、1台当たりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%が見込まれ、スギ(林齢56-60年)に置き換えると約20本分の年間吸収量に相当するという。
コープデリグループは、SDGsの達成に向けた重点課題を設定し、そのなかで再生可能エネルギーの利用と普及、地球温暖化対策を進めることを掲げており、「CO2を食べる自販機」の取り組みと合致。持続可能な社会の実現に寄与すると考え、今回の導入に至った。
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