役割終えた配送車両を支援団体へ贈呈 支援物資輸送やキッチンカーに活用 パルシステム2025年5月22日
パルシステムグループ物流会社のパルラインは5月16日、パルシステム東京八王子センターでトラックの贈呈式を開催。災害支援などでの活用を目的に、配送車両として使用してきた1.5トントラック5台を(公社)ピースボート災害支援センター(PBV)へ贈った。
PBVの上島理事(右)とパルラインの太田社長
このほど贈呈した車両は、パルシステムの配送業務に使用されていた1.5tトラック5両で、車両入替に伴う旧車両の再利用先として活用される。PBVでは大規模災害が発生した際、被災地域への支援物資の輸送やキッチンカーなどへの活用を予定している。
車両は順次、PBVへ引き渡し、キッチンと冷凍・冷蔵庫、電源を備えた「FOOBOUR(フーバー)」へ改装した上で災害支援などに活用。能登半島地震では炊き出しなどで食事を提供したほか、道路事情などから頻繁に訪問できない地域では荷台を食品庫として利用し、保管型の食材提供拠点として活躍した。
寄贈されたトラック
被災地支援がない期間は、地方自治体の協力を得て生活困窮者へ食品などを提供するフードパントリーの拠点として活動。人口の少ない地域には生活困窮者支援の手が届きにくく、PBVでは当面、トラック10台を配置する。
贈呈式に参加したPBVの上島安裕理事は「これからの活動に背中を押される気持ち。生協の配達トラックは普通免許で運転できるため重宝します。有効に活用します」と伝えた。これを受け、パルラインの太田賜嗣夫社長は「これまで利用者の生活に貢献してきたトラックが再び活躍できる機会を得られ、感慨深い。車両は定期的に入れ替えているので、今後も貢献できれば」と話した。
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