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腕力いらずの倉庫作業へ 電動パワーリフターを導入 パルシステム東京・神奈川2025年6月9日

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生活協同組合パルシステム東京と生活協同組合パルシステム神奈川は6月から、商品のトラック積み込み作業に使用する電動パワーリフターを導入。初号機の納車式が6月4日、配送拠点のパルシステム東京三鷹センター(三鷹市下連雀)で行われた。同機の導入により、職員の作業負担軽減と時間短縮による効率化を図る。

納品式で。左からピー・シー・エス西村靖一郎執行役員副社長、をくだ屋技研宍戸慎一営業部次長、ピー・シ・エス小山祐輝職員、パルシステム東京島田康弘三鷹センター長、パルシステム東京市嶋業務執行理事納品式で。左からピー・シー・エス西村靖一郎執行役員副社長、
をくだ屋技研宍戸慎一営業部次長、ピー・シ・エス小山祐輝職員、
パルシステム東京島田康弘三鷹センター長、パルシステム東京市嶋業務執行理事

新規導入したパワーリフターは、ピー・シー・エス株式会社の製品を、株式会社をくだ屋技研が生協宅配の現場に合わせ特別仕様に改修したもので、パルシステム東京とパルシステム神奈川でそれぞれ1台納品された。

配送拠点では現在、個人別に商品を仕分ける「セットセンター」から納品された商品箱を、職員が手作業で配送トラックに積みつけている。導入により、上げ下ろしの体力を必要とせず、台車(ドーリー)ごと配送トラックへ積み込めるため、職員の労働環境の改善につながる。

パワーリフターは、1度の充電で100回程度の昇降が可能で、三鷹センターの配送トラック47台(1台平均2回)への常温品積み込みが可能。1回当たりの積込にかかる時間は1分45秒程度で、手作業による積み込みに比べ所要時間も大幅に短縮される。冷蔵品や青果の配達時に使用する蓄冷材の積み下ろしにも活用でき、1個500~800gで1日に100個以上を上げ下ろしする作業も軽減される。

このほか生協宅配への特別仕様として、積み上げた商品箱の転倒を防ぐため、フォークリフトの2本爪の部分を台車のサイズに合わせたかご状にし、チェーンをかけられるようカスタマイズした。

今年度はパルシステム東京で3台、パルシステム神奈川で6台、パルシステム千葉とパルシステム茨城 栃木で各1台の合計11台の導入を予定。実際の積み込み作業における省人化、効率化の検証をしながら、改善点をピー・シー・エス、をくだ屋技研と共有しさらに生協宅配の現場作業効率化と安全性向上を目指し改良する。

導入に向けては、セットセンターでの積み込み順を踏まえた仕分けシステムの改修が必要だった。今後は青果や冷蔵など他の温度帯でのシステム改修も進め、リフト活用の幅を広げる。

パルシステム神奈川鶴見センターに納車された電動パワーリフターパルシステム神奈川鶴見センターに納車された電動パワーリフター

省人化に向け構想2年

納品式には、ピー・シー・エスの田所社長とパルシステムグループの関係者が出席。田所社長は「省人化、効率化、自動化をキーワードに検討してきました。さらなる自動化などカスタマイズも目指しつつ、アフターメンテナンスで安心して使用してほしい」とあいさつ。パルシステム東京の市嶋淳一業務執行理事は「生協業界もラストワンマイルの人手不足対策は喫緊の課題。これまで人手頼りだった作業を細分化して改善を検討し、2年かけて導入に至りました。これからの酷暑に向け、職員の負担軽減と労働環境改善につながることを期待します」と話した。

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