第2号農研機構発ベンチャー企業「農研ワンヘルス株式会社」設立 食による健康長寿を推進2025年6月30日
第2号農研機構発ベンチャー企業「農研ワンヘルス株式会社」が設立され、7月1日より営業を開始。同社は、動物種や個人/個体ごとにフィットした乳酸菌を提供する事業の展開を予定している。世界最大規模となる約6000菌株を保有する農研機構の乳酸菌コレクションを活かし、食による個別化ヘルスケアで、動物や人の健康長寿を推進する。
農研ワンヘルス代表取締役の大池秀明氏
農研機構は、「農研機構発ベンチャー企業に対する出資等及び支援の実施に関する規程(令和3年3月30日制定)」に基づき、職員によるベンチャー企業の設立を推進。また、農研機構が開発した研究成果の普及や社会実装を行うベンチャー企業に対して、研究施設や設備の貸し付け、特許の実施許諾における優遇措置などの支援制度を設けている。
このほど、同制度を利用した農研機構職員による第2号農研機構発ベンチャー企業として「農研ワンヘルス株式会社」が設立され、営業を開始。同ベンチャーの設立を契機に、農研機構の研究成果の社会実装をより一層推進し、農業・食品産業に関する諸課題の解決に向けて積極的に取り組む。
農研機構は、約30年にわたり乳酸菌の収集と健康に関する研究を進めており、公的コレクションとして世界最大規模の約6000菌株の乳酸菌コレクションを保有。乳酸菌は、難聴・認知症予防や免疫機能の活性化、ストレス軽減など健康維持に対する機能性の研究が進んでおり、食品や家畜飼料など様々な産業での活用が期待されている。
農研ワンヘルスは、農研機構の乳酸菌コレクションから、新世代乳酸菌を多数選抜し、個々にフィットする乳酸菌を提供する事業を展開する。
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