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農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日

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生成AI学習コミュニティ「SHIFT AI」を運営する株式会社SHIFT AIは12月6日、農業生産者を対象とした体験型学習イベント「農業×AIワークショップ」を愛知県西尾市のコンベンションホールで開催。チラシ作成から経営分析まで、農家がAIを"右腕"にするためのワークショップを開いた。

参加した中村市長(中央)と登壇者ら参加した中村市長(中央)と登壇者ら

西尾市とJA西三河の後援で実現した同イベントには、西尾市の中村健市長や市役所産業部長、JA営農部長、県議会議員、農業普及課室長なども見学として参加。 会場には、特産品のきゅうり(三河みどり)や抹茶(西尾抹茶)をはじめ、米・麦・大豆、いちご、バラ、観葉植物、胡蝶蘭など、西尾市内の多岐にわたる品目の生産者約30人が集まった。

農業現場では、人手不足やコスト高騰など多面的な課題がある。今回は、AIを単なる技術としてではなく「経営を支える強力なパートナー」として活用する力を育むため、座学だけでなく「実践」に重きを置いたワークショップ形式で開催。講師としてJA西三河きゅうり部会の羽佐田裕紀氏を含む5人が登壇し、農業とAIを掛け合わせた具体的な活用術をレクチャーした。

ワークショップの様子ワークショップの様子

基礎講義では、AIの仕組みや活用方法を紹介。その後、参加者は実際にPCやタブレット、スマートフォンを使い、5つのテーマ「経営分析(現状の数値化と改善点の洗い出し)」「コスト管理(経費削減のシミュレーション)」「SNS発信(販売促進のための投稿作成)」「人材確保(求人票や採用文面の作成)」「チラシ・デザイン(販促物のデザイン生成)」でAI活用を体感した。

参加者はこのイベントについて95%以上が満足と回答。「AIってこんな使い方をすれば、こんなに簡単にできるんだと実感」「遠い存在だった生成AIがとても身近に感じた。今後にぜひ活かしたい」などの感想が寄せられた。

また、体験を通してAIに対する印象が変わり、81%以上が前向きになったと回答。今後、AIを農業経営に積極的・様子を見て取り入れたいと答えた参加者は99%以上と今後のAI導入意向も高く、AI技術への期待が大きいことが伺えた。

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