「雑穀エキスパート講座」開講20年で全面オンライン化 日本雑穀協会2025年12月25日
日本雑穀協会が実施する雑穀に関する専門知識とスキルを備えた人材育成を目的とする資格講座「雑穀エキスパート講座」は12月で開講20年。これを機に全面オンライン化で新たなステージへ移行する。

同講座は2005年12月の開講以来、雑穀の基礎知識から、生産・流通、加工・調理、栄養、制度、市場動向までを体系的に学ぶ講座として継続的に実施。これまでに約3000人の雑穀エキスパート認定者を輩出し、食品業界、流通、教育、商品開発、地域振興など、さまざまな分野で活躍する人材を支えてきた。
健康志向の高まりや食の多様化、環境配慮、食料安全保障への関心の高まりを背景に、雑穀を正しく理解し、適切に活用・発信できる人材の重要性が一層高まるなか、同協会では資格制度全体を見直し。雑穀エキスパート講座は、講義および認定試験をすべてオンライン方式へ移行した。今後は国内外を問わず、時間や場所に制約されることなく受講が可能となる。また、多様な立場の受講者が学びに参加できる環境を整える。
同協会では現在、「第65回雑穀エキスパート講座」の受講申込みを受け付けている。
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