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サンゴ大規模白化の苦難を越え 沖縄県恩納村産地へメッセージ贈呈 パルシステム連合会2026年4月6日

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パルシステム生活協同組合連合会は3月25日、大規模白化現象に見舞われたサンゴの再生を願う「恩納村・もずく・サンゴ応援メッセージ贈呈式」を沖縄県恩納村役場で開催。1都12県のパルシステム利用者と役職員から寄せられた、産地を想う熱いメッセージを、恩納村長、恩納村漁協組合長らへ直接手渡した。

サンゴ大規模白化の苦難を越え 沖縄県恩納村産地へメッセージ贈呈 パルシステム連合会

パルシステムと恩納村、恩納村漁業協同組合、株式会社井ゲタ竹内(鳥取県境港市)の4者は、2009年に「恩納村美ら海産直協議会」を設立し、17年にわたり「もずくを食べてサンゴを増やす」里海づくりを続けてきた。

こうしたなかサンゴの大規模白化現象が2024年に発生。丹精込めて育てたサンゴに大きな被害が出たことで、サンゴの苗作り活動の一時中止を余儀なくされた。 この困難な状況を受け、パルシステムは「恩納村Coral Forest Restoration Action」を展開。産地の現状を伝える学習会や、商品展示会で、利用者へ応援を呼びかけたところ、多くのメッセージが寄せられた。

贈呈式では、パルシステム連合会の野津秀男常務執行役員から長浜村長と金城組合長へ、井ゲタ竹内 竹内常務から銘苅部会長へ、利用者や役職員の想いが詰まった応援旗が手渡された。野津常務は、これまでに1万7300本ものサンゴの苗を共に植えてきた歩みを振り返り、「白化は非常に悲しい出来事でしたが、私たちの絆が途切れることはありません。『応援旗』には利用者の切実な想いを込めました」と、支援の継続を誓った。

これを受け、恩納村の長浜善巳村長は「利用者の皆様から『負けないで』という温かい声をいただき、本当に励みになりました。応援が、海人の力になっています。これからも『サンゴの村』として、この豊かな海を守り続けていきます」と、感謝の言葉を伝えた。

現場でサンゴと向き合い続ける恩納村漁協サンゴ養殖研究部会の銘苅宗和部会長は、白化の厳しさに触れつつも「死んでしまったサンゴの下にも、また新たな小さな生物が住み着いているのを見つけ、サンゴの役割は形を変えても続くのだと教えられました。メッセージを力に変えて、また苗作りができる日を目指して一歩ずつ頑張ります」と、再生への決意を語った。

苦境バネに過去最高の水揚げ

式典の締めくくりに、恩納村漁協の仲村英樹参事が、恩納もずく水揚げ量が2010年の記録を塗り替え、過去最高となる252トンを更新したことを発表。サンゴの苦境という課題の一方で、環境保全活動が「豊かな実り」として結実した喜びに、会場は大きな拍手と笑顔に包まれた。

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