農地の復旧に向けて技術支援 農研機構2016年10月12日
農研機構北海道農業研究センターと農村工学研究部門は9月23日に台風被害のあった北海道芽室町上美生地区のほ場の調査を行った。芽室町、JAめむろ、十勝総合振興局産業振興部南部耕地出張所、水土里ネット北海道事業部道東事務所、農研機構農村工学研究部門・北海道農業研究センター芽室研究拠点の計10人が参加した。
当日は視察に先立ち、これまでの調査結果の説明や隣接支庁で過去に発生した洪水の際の対応策など意見交換を行い、その後上美生地区の農地流失の現場を確認した。深さ1m以上がえぐられるように流出しており、他にも流木や土砂が流入するなど被害が確認された。
現場確認の際、農村工学研究部門が土壌のサンプリングを行い、今後はその分析結果も含めて情報提供を行う予定。農地復旧の基本的な考え方についても助言を行った。
今後の復旧作業は生産者やJAが中心に行っていくが、技術的支援は引き続き農研機構も対応していくとしている。
(関連記事)
・農研機構が台風による農業被害に支援 北海道で (16.09.29)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年9月19日
-
農業土木・鳥獣対策でプロフェッショナル型キャリア採用 課長級の即戦力を募集 神戸市2025年9月19日
-
(453)「闇」の復権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月19日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」熊本市で27日に開催2025年9月19日
-
「長崎県産和牛フェア」東京・大阪の直営飲食店舗で開催 JA全農2025年9月19日
-
東京科学大学と包括連携協定を締結 農研機構2025年9月19日
-
素材のおいしさ大切に 農協シリーズ「信州あづみ野のむヨーグルト」など新発売 協同乳業2025年9月19日
-
オートノマス水素燃料電池トラクタを万博で初披露 クボタ2025年9月19日
-
農業用ビニールハウスの品質が評価「優秀FDI企業トップ20」などに選出 渡辺パイプベトナム2025年9月19日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2025年9月19日
-
宅配事業に新しい形「ナイトチア クロセチン&セラミド」など新発売 雪印メグミルク2025年9月19日
-
人生100年時代を応援 全年齢型傷害保険「100年保険」新発売 共栄火災海上保険2025年9月19日
-
亀田製菓「午後のつまみ種」キャラメルスナックでおやつ感アップ2025年9月19日
-
家庭菜園ブランド「UETE」に初心者も楽しめる「球根の栽培キット」新登場 タキイ種苗2025年9月19日
-
つなぐミライのタネ「ほっかいどう秋の大収穫祭」10月に開催 北海道2025年9月19日
-
イタリアと日本の協同組合が共同ワークショップ 関西万博会場で開催2025年9月19日
-
AIぶどう栽培の特許出願を完了 本格展開を開始 ノウタス2025年9月19日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日