アブラムシ類に注意 病害虫発生予報2017年5月19日
農水省は5月17日、平成29年度病害虫発生予報第2号を公表した。
気象庁によると、向こう1か月の天気は全国的に気温が高く、降水量は平年並みか少なくなると予想している。
〇水稲
イネ縞葉枯病は関東で発生が多く、北陸や近畿でもやや多いと予想。イネミズゾウムシは北陸と北九州で発生がやや多いと予想されている。
〇麦類
赤かび病は北九州で発生が多く、北東北や北陸でやや発生が多いと予想されている。またうどんこ病は北東北、関東、北陸、東海でやや多いと予想されている。
〇野菜・花き
〇果樹・茶
緊急防除について、ウメ輪紋病とジャガイモシロシストセンチュウの発生地域は引き続き注意を促している。なお、ウメ輪紋病はアブラムシ類で媒介するため、発生地域は気温の上昇とともに発生が多くなるアブラムシの防除を徹底するよう喚起している。
その他、4月18日以降、都道府県が発表している警報はない。特殊報は次の通り。
▽4月24日:鳥取県でトマトにトマト葉かび病(レース2.9)
▽26日:東京都でトマトにトマト黄化病
▽5月1日:大分県でトルコギキョウにトルコギキョウ斑点病
▽2日:香川県でラナンキュラスにラナンキュラス葉化病
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