AIの機械学習で筆ポリゴンを自動抽出する共同研究を実施 産総研と農水省2018年10月3日
農水省はこれまでの技術開発で初めての取り組みとして、産総研が持っている最先端のAIの機械学習技術を用いた人工衛星画像データの解析による農地の区画情報の変化を自動抽出する共同研究を開始した。
具体的には機械学習を用いて人工衛星画像データを解析し、現況の形状が変化した「ほ場」を自動抽出し、更新が必要な筆ポリゴンを特定するための研究開発を初めて実施する。
筆ポリゴンとは、耕地が存在する区画について、衛星画像等をもとに「ほ場」ごとの形状に沿って作成した農地の区画情報のこと。
これまで、宅地化や耕地の拡張、かい廃などでの「ほ場」の形状変化による筆ポリゴンの更新は、人間が人工衛星画像等を確認し、更新が必要な筆ポリゴンを特定していたため、1年間に更新ができる筆ポリゴンは全国の5分の1程度に留まっていた。しかし、形状が変化した「ほ場」を自動抽出し、更新が必要な筆ポリゴンをAIにより特定できれば、全国の筆ポリゴンを毎年最新の情報にすることが可能になる。筆ポリゴンは農業のICT化の推進を図るための環境整備として、平成31年4月に本格稼働を予定している。
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