「人工光型植物工場での栽培と環境制御の実技と理論」研修会開催 千葉大学植物工場研究会2021年1月8日
千葉大学のNPO植物工場研究会は、2020年度研修No.12「人工光型植物工場での栽培と環境制御の実技と理論を学ぶ」を開催する。今回は、新型コロナウイルス感染予防のため、講義と実習を分割。講義編は2月3日から17日間の「Web・オンデマンド配信型」として実施し、実習編は2月17日から3日間の「対面型」として実施する。講義編のみの受講も可能。
人工光型植物工場では外乱が少ないため、栽培中の環境制御より、施設・設備の適切な設計が極めて重要になる。同研修では、人工光型植物工場に必要な各種設計要素や培養液を含めた各種栽培管理のポイントについて、実習・実験等を通じて、体系的に学ぶ。
Session1の講義編では、イチゴの人工光型栽培の基礎を含む人工光型植物工場に必要な理論をWeb・オンデマンドで配信。また、実際に生産している人工光型植物工場をバーチャルで見学する。Session2の実習編では、実際に研修専用の植物工場施設を使ってレタスの播種から収穫までを実習し、システムの仕組みや設計、栽培技術のノウハウを習得・体得。また、光環境の設計のポイントや熱環境と、パネルの洗浄についてなどを実習を通して学ぶ。
対象は、これから人工光利用型植物工場で、栽培を始めようとしている比較的初心者。
◎募集概要
【構成と期間】
SESSION1:講義編〈Web・オンデマンド配信型〉2月3日10:00~19日15:0017日間
SESSION2:実習編〈対面型〉2月17日~19日 3日間
【受講コース】
1.全編受講コース:SESSION1+SESSION2
2.講義編受講コース:SESSION1のみ
【スケジュール】
SESSION1講義編〈Web・オンデマンド配信型〉
視聴期間:2月3日10:00~2月19日15:00 17日間
講義1「人工光型植物工場の特徴とおさえどころ」丸尾達(千葉大学)
講義2「人工光型植物工場の設計(1)」嶋村茂治(株式会社ハンモ)
講義3「人工光型植物工場の設計(2)」坂口俊輔(株式会社プランテックス)
講義4「人工光型植物工場の設計(3)」坂口俊輔(株式会社プランテックス)
講義5「自動制御の基礎」関山哲雄(植物工場研究会)
講義6「人工光型の培養液管理」塚越覚(千葉大学)
講義7「生理障害・栽培管理とチップバーン」丸尾達(千葉大学)
講義8「イチゴ生産について」伊藤善一(明治大学)
講義9「生産物の安全性管理」篠原温(千葉大学)
講義10「異業種からの植物事業参入」甲斐剛(有限会社新日邦)
講義11「運営管理の重要性と方法」島田悠平(株式会社木田屋商店)
講義12「人工光型植物工場見学」
※約820分程度
SESSION2実習編〈対面型〉
実施期間:2月17日~19日 3日間
1〈実習〉「小型の人工光型栽培装置を使ってシステムと制御の基礎を学ぶ」
光環境設計のポイントを実際に触って理解する
2〈実習〉「播種から発芽までの実技~移植から収穫までの実技~収穫物の評価」
3〈実習〉「実際の環境計測」
4〈実習〉「栽培パネルの洗浄方法」
5〈見学(実習)〉「千葉大学植物工場見学」
6「全体のまとめ」
※「講義編受講コース」の方はZOOMで参加可能
【受講場所】
SESSION2実習編〈対面型〉
千葉大学環境健康フィールド科学センター植物工場研修棟A棟1階研修室
【受講費用】
下記2コースから選択
1.全編受講コース:10万6000円/人(消費税、教材費等込)※SESSION1+SESSION2
2.講義編受講コース:4万円/人(消費税、教材費等込)※SESSION1のみ
【募集人数】
1.全編受講コース:定員15人
2.講義編受講コース:制限なし
【申込方法】
1.テスト視聴:ホームページからリンクの「テスト視聴」が視聴可能な人
2.ホームページの申込専用フォームからコース別に申込む。
3.登録のメールアドレスに、「申込受付完了」メールが自動送信
【応募締切】
2月1日
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