農業ロボット開発で「日経ソーシャルビジネスコンテスト」優秀賞受賞 AGRIST2021年5月7日
AGRIST(宮崎県児湯郡新富町)の展開するアイデア・ビジネスモデルが、3月6日に開かれた日経ソーシャルビジネスコンテストで優秀賞を受賞。コロナ対策として非接触型ロボットで持続可能な農業を実現する点などが高く評価された。
ソーシャルビジネスの裾野拡大を目的として、新たな社会課題解決のビジネスアイデアを生み出す企画として始まった同コンテストは、SDGsをテーマに、社会課題を解決する優れたアイデア・ビジネスモデルを展開する企業が表彰される。同社が提供する農業ロボットは、高齢化が進む農業の現場でニーズが高まっていることや、開発が進んで事業性も高い点が認められた。
アグリストは、農業の収穫の担い手不足の課題をAI(人工知能)自動収穫ロボットで解決するベンチャー企業。国のスマート農業実証プロジェクトの認定されており、2020年からロボットの販売を開始した。ENEOSホールディングスを中心に資本業務提携するなど、100年先も続く持続可能な農業の実現に向けて取り組んでいる。
受賞にあたり同社代表取締役の齋藤潤一氏は「受賞する過程でメンター、事務局の皆様、そして審査員の皆様に多大なるご助言を頂いた。ここで得た知見を生かして世界の課題を解決できるようなベンチャーへと成長していきたい」と話した。また、ビジョンの達成に向けて、ロボットエンジニア100人の採用活動も進めるという。
ロボット開発者の高辻氏(左)と代表取締役の齋藤氏
重要な記事
最新の記事
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(1)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(2)2025年9月18日
-
【座談会・どうするJAの担い手づくり】JA鳥取中央会・栗原隆政会長、JAみえきた・生川秀治組合長(3)2025年9月18日
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【全中・経営ビジョンセミナー】伝統産業「熊野筆」と広島県信用組合に学ぶ 協同組織と地域金融機関の連携2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
秋の交通安全キャンペーンを開始 FANTASTICS 八木勇征さん主演の新CM放映 特設サイトも公開 JA共済連2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
「いざ土づくり!美味しい富山を届けよう!」秋の土づくり運動を推進 富山県JAグループ2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日