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イスラエル発アグリテック企業 東北支援で点滴灌水システム提供 ネタフィム2021年9月29日

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農業で安定して作物に水と栄養を与える精密灌水システムを扱うイスラエル発のアグリテック企業、ネタフィムは10月2日、東北支援として宮城県亘理町にある「メノラーファーム」に提供した点滴灌水システムで育った稲の収穫イベントを開催する。

メノラーファームにて、収穫直前の稲(宮城県亘理町)メノラーファームにて、収穫直前の稲(宮城県亘理町)

ネタフィムジャパン株式会社(東京都中央区)は、宮城県亘理町で、イスラエル親善大使のセリア・ダンケルマン氏が理事を務めるNPO法人「セリアの会」が運営するメノラー国際リーダーシップセンター内「メノラーファーム」にイスラエル製の農業資材「点滴灌水システム」を提供。10月2日に、同ファームの陸稲畑で、ネタフィムの点滴灌水システムで育った米の収穫イベントを開き、ともに稲を育てた近隣住民と収穫する。

ネタフィムは2011年の東日本大震災以降、継続的に宮城県・福島県において東北支援活動を行なっており、主に津波による汚染や塩害で農耕利用できなくなった土地に、イスラエル大使館とともに点滴灌水システムの資材を寄贈した。特に福島県第一原子力発電所の周辺地域では、ココナッツシェルの繊維を砕いて作られるココピートと点滴灌水システムを組み合わせることで、放射能により汚染された土壌でも土に触れずに水耕栽培できるセットを贈り、多くの農家が農業を再開。2011年の宮城県多賀城市の寄贈を皮切りに、これまで物資支援などの活動を行なっている。

亘理町はイスラエルと親交の深い町として知られ、東京オリンピックではイスラエルの「東北復興ありがとう」ホストタウンにもなった。その中で、セリアの会が亘理町から貸与された土地の一部を「メノラーファーム」として地域住民とともに運営。ネタフィムが提供した資材を使い、畑の管理には東京のネタフィムジャパンからスタッフが定期的に出向くことで、農業の経験のない子どもでも農作業ができるよう支援を行なっている。

世界各地に33の現地法人と17の製造工場をもつ同社は、水・食糧・土壌の不足に取り組み、「GROW MORE WITH LESS」というビジョンを世界中で達成する一環として、収穫を通した地域との交流と参画による復興支援を実施。開かれた農業と「生産者による生産者のためのイノベーション」をめざしている。

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