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トマト黄化葉巻病 県内で発生 平年より多く 熊本県2021年10月29日

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熊本県病害虫防除所は、トマト黄化葉巻病の発生を県内の冬春トマト栽培地域で確認。これを受け、10月27日に病害虫発生予察注意報第3号を発令した。

トマト黄化葉巻病発病株(写真提供:熊本県病害虫防除所)トマト黄化葉巻病発病株(写真提供:熊本県病害虫防除所)

県内の冬春トマト栽培ほ場で実施した10月の巡回調査では、トマト黄化葉巻病の発病株率が3.9%(平年0.8%)で平年より多かった。なお、感受性品種では発病株率は0.9%(平年0.2%)で平年よりやや多く、抵抗性品種では発病株率8.0%(平年1.8%)で平年より多い発生だった。また、タバココナジラミの寄生葉率7.7%(平年0.9%)、寄生頭数1.0頭/10株(平年0.1頭/10株)で平年より多かった。

タバココナジラミ成虫(写真提供:熊本県病害虫防除所)タバココナジラミ成虫(写真提供:熊本県病害虫防除所)

9月に実施したタバココナジラミのTYLCV保毒虫率調査では、保毒虫率は熊本市で1.7%(平年8.4%)で平年に比べて低く、玉名市で6.7%(平年4.5%)で平年に比べてやや高く、八代市で8.3%(平年4.2%)で平年に比べて高かった。今後、ほ場内外のタバココナジラミの発生量増加に伴い、トマト黄化葉巻病の被害がさらに拡大することが懸念される。

トマト黄化葉巻病を発症したトマトを治療する方法はなく、トマト黄化葉巻病の病原ウイルスであるTYLCVの感染を防ぐには、媒介昆虫であるタバココナジラミの防除が重要となる。同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇ハウスの開口部(サイド、谷部など)には目合い0.4ミリ以下の防虫ネットを設置する。すでに設置しているハウスについては、被覆ビニルや防虫ネットに破損や隙間がないか点検し、必要に応じて補修する。

〇ハウス内に黄色粘着板を設置し、タバココナジラミの早期発見に努める。

〇野外から飛び込んだタバココナジラミをハウス内に定着させないため、10月下旬~11月中旬頃までは成虫を対象とした薬剤防除を行う。また、農薬の使用にあたっては、使用方法、使用時期、総使用回数等を厳守する。なお、タバココナジラミは薬剤感受性が低下している場合があるため、薬剤の選定にあたっては令和3年3月10日付発生予察技術情報第17号「タバココナジラミバイオタイプQ成虫の薬剤感受性検定の結果」を参考にする。

〇ハウス内の発病株は感染源となる。見つけしだい直ちに抜き取り、ハウス外に持ち出し適切に処分する。

〇抵抗性品種でも、十分な抵抗性を発揮できずトマト黄化葉巻病を発病する場合があるため、感受性品種と同様にタバココナジラミの防除を行う。

〇ハウス周辺及び内部の雑草は、タバココナジラミの生息・増殖場所となる。栽培期間中は定期的に除草する。

〇野良生えトマトは重要な伝染源となるので、抜き取り土中に埋める等適切に処分する。

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