土壌総微生物量が倍増「八百結び農法」実証生産者募集 ユナイテッドスマイルズ2021年12月16日
微生物の活性によって土を発酵させる新しい土作り農法ブランド「八百結び農法」を導入する生産者で青森県にある内山果樹園のほ場で、SOFIX農業推進機構の土壌診断により1グラムあたり12.1億個の土壌微生物量が活性されていることが判明した。これを受け、同農法を企画開発するユナイテッドスマイルズは、「八百結びりんご農法プロジェクト」を始動。この農法による実証実験に参加する生産者を限定で募集している。
土壌微生物量の増加
内山果樹園は「八百結び農法」の実証実験にいち早く参画し、1年目の2019年は、ほ場内で放置していた老いたりんごの木に「八百結びの培養水」の施肥散布を実施したところ、ダニの発生も無く、他のほ場の木と比べても実も味も確かなりんごを収穫した。その成果を受け、2年目となる2020年の実証実験では、ほ場全体に「八百結び農法」を導入。2020年12月16日に採取した土壌を計測したところ1グラムあたり約6.1億個の微生物を計測した。測定機関であるSOFIX農業推進機構の樹園地微生物量の基準値4.5億個、推奨値6.0億個を上回る結果となった。続く八百結び農法3年目の今年もほ場全体で培養水の葉面散布・地面散布を継続。10月1日に改め採取した土壌を計測したところ、1グラムあたり12.1億個と前年比約2倍の土壌総微生物量が計測されたことが明らかになった。
「八百結び農法」は、土本来のあるべき活力を追求することを指標のひとつに新しい土作りに欠かせない土壌微生物の活性量を掲げている。2年目から3年目にかけて微生物量が倍増した今回の結果は、「八百結び農法」を継続導入することで土壌活性を改善することが示された。また、内山果樹園も「この農法で育てたりんごは、年々良くなっていく実感がある」と手応えを感じている。
この結果を受け、「八百結びりんご農法」の実証導入を希望するりんご農家を限定募集。導入農家へは、同社から農法・技術指導するほか、内山果樹園からも、3年の実証実験を踏まえたアドバイスを予定している。SOFIX土壌分析(土壌総微生物量計測など)にかかる検査実費などは負担となるが、SOFIX土壌診断士の診断・初年度の八百結び農法天然資材などの支援がある。同プロジェクトの詳細・応募条件は同社ホームページを参照。
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