ネギハモグリバエ バイオタイプB県内で新発生奈良県2021年12月17日
奈良県病害虫防除所は、ネギハモグリバエ バイオタイプBの発生を県内で初めて確認。これを受け、12月16日に病害虫発生予察特殊報第1号を発令した。
バイオタイプAの潜孔(写真提供:奈良県病害虫防除所)
11月下旬に奈良県中和地域の露地ネギほ場で本種と疑われるハモグリバエの潜孔被害が確認された。農研機構野菜・花き研究研究部門に同定を依頼したところ、奈良県で未発生のネギハモグリバエバイオタイプBと同定された。同バイオタイプは、2016年に京都府での発生が初めて報告され、今年12月現在で、青森県から鹿児島県に至る本州、四国、九州の31都府県から発生予察特殊報が発表されている。
バイオタイプBは、従来発生していたバイオタイプAとは遺伝的に異なる。由来や海外での発生状況の詳細は不明だが、同じ遺伝子配列のネギハモグリバエが中国から報告されている。
また、バイオタイプBは、バイオタイプAとは潜孔パターンが異なる。バイオタイプAの潜孔は不連続な断続線状の潜孔(写真1)を形成するが、B系統は不規則な連続線状の潜孔を形成(写真2:左)。また、1か所から多数の潜孔が伸びて互いに繋がり(写真2:右)、面的に白化するなど、バイオタイプAよりは激しい被害となる。成虫の外部形態は従来のバイオタイプAと差はない。
バイオタイプBの潜孔(写真提供:奈良県病害虫防除所)
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇同種の防除には、ネギハモグリバエ、もしくはハモグリバエ類に登録のある農薬が使用できる。作物ごとの登録内容に従って防除する。
〇老熟幼虫は潜孔から脱出して株元の土中で蛹になる。収穫後の被害株や残渣は次の発生源になるため、ほ場から持ち出して処分する。
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