「スマート農業六次産業化コンサルパッケージ」リリース plus d2022年1月12日
スマート農機導入のハードルを低くし、多くの農家さんがスマート農業化できるための仕組みを開発・運営するplus d株式会社 (福岡県福岡市) は、「スマート農業六次産業化コンサルパッケージ」をリリースした。
「スマート農業六次産業化コンサルパッケージ」は、農家の大きなネックとなっている「収益の確保」に特化したサービス。同社が確保した販路とマッチングすることで、収益増が見込め、農家にとってスマート農機の導入を検討する余地が生まれる。「スマート農機を購入するかどうか」という二者択一ではなく、農家の可能性を広げる新しい選択肢を作ることを目的としている。
同パッケージでは、開拓した販路である飲食店や消費者など卸先と農家をマッチングするために、ブロックチェーンの技術を使うことでスムーズで公平性を保ったやり取りが可能。卸先での月ごとの必要量や農家での収穫量をデータ化し、常に最適な量を生産・流通させることで、生産時の効率化・廃棄ロスの減少・生産物の質の向上に充てられる。その上で、適切なスマート農機やIoT機器を導入することで高額な投資をせずに、スマート化を推進していくことができる。
さらに、同社は2月11日に新サービスとして、農地を「貸し農園」としても運用させるプランを公開。農業に興味がある層の獲得を広げることで農業をより身近にし、人材の確保と農業に携わる人の裾野を広げていく。
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