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トルコギキョウ斑点病 飛騨地域で発生 県内で初めて確認 岐阜県2022年2月1日

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岐阜県病害虫防除所は、トルコギキョウ斑点病の発生を飛騨地域で確認。これを受け、1月26日に病害虫発生予察特殊報第3号を発令した。

ほ場での発病状況ほ場での発病状況 (写真提供:岐阜県病害虫防除所)

2021年9月に飛騨地域のトルコギキョウ(雨よけ栽培)の葉に灰色~黒褐色のすす状斑紋が確認された。岐阜県病害虫防除所で罹病葉を検鏡したところ、分生子の形態等から Pseudocercospora nepheroides による本県未発生のトルコギキョウ斑点病であることを確認した。同病は2008年に福岡県で初めて確認され、これまでに23県で特殊報が発表されている。

病徴としては、はじめ下位葉に5~10ミリ程度の退緑斑紋が確認され、その後、退緑斑紋上で小黒点(分生子座)が多数形成され、灰色~黒色のすす状の病斑が生じる。このすす状病斑を顕微鏡で観察すると、分生子座や分生子の形成が確認される。病斑は下位葉を中心に発生するが、まん延すると上位葉へと進展する。

罹病葉の症状(すす状病斑)罹病葉の症状(すす状病斑)(写真提供:岐阜県病害虫防除所)

同病は、盛夏を除きほぼ年間を通じて発生。特に春から秋の多湿条件下で多発する。生態や生活環についての詳細は不明だが、育苗中および本ぽで発生し、病斑上に形成される分生子により伝染する。現在、確認されている宿主植物は、トルコギキョウのみ。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇多湿条件下で発生が助長されるため、施設内の換気を十分に行う。

〇発病葉は見つけ次第速やかに除去し、薬剤防除を行う。耐性菌の発生を防ぐため、作用機構の異なる薬剤をローテーション散布する。

〇発病株は伝染源となるため、直ちに抜き取り、袋に密閉して速やかにほ場外へ持ち出し処分する。

〇農薬の使用にあたっては、最新の登録情報を参照し、適正に使用する。

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