茶のカンザワハダニ 寄生虫数・発生葉率が過去10年で最も高く 福岡県2022年3月8日
福岡県病害虫防除所は、茶のカンザワハダニの表層および裾葉の寄生虫数・発生葉率が過去10年で最も高くなっていることを受け、3月4日に病害虫発生予察注意報第3号を発令した。
茶のカンザワハダニの2月5半旬調査の結果、例年あまりみられない表層でも確認され、表層及び裾葉の寄生虫数・発生葉率は過去10年で最も高くなっている。
1~2月の気温は平年より低かったが、2月24日の福岡管区気象台発表の1 か月予報によれば、気温、降水量及び日照時間はほぼ平年並と予想されている。今後、暖かくなると急激に増加する可能性が高いため、発生の増加が見込まれる。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇春期の防除適期は、孵化幼虫の発生初期。例年は、平坦地で3月中旬、山間地で3月下旬頃であるが、すでに孵化幼虫が見られているため早めに園の発生状況を確認し防除を行う。
〇裾葉、表層ともに発生状況をよく観察し、表層の発生葉率が2%以上の場合は、卵にも効果の高い薬剤で速やかに防除を行う。
〇薬剤は寄生の多い裾葉の葉裏にも十分かかるよう丁寧に散布する。
〇薬剤感受性低下を避けるため、同一系統薬剤の連続散布を避け、異なる系統の薬剤をローテーション散布する。
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