米国科学アカデミー紀要の最優秀論文賞を受賞 BNI強化コムギの研究 国際農研など2022年3月25日
国際農研と国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)、バスク大学、日本大学生物資源科学部の共同研究で発表した論文が、米国科学アカデミー発刊の「米国科学アカデミー紀要(PNAS:ProceedingsoftheNationalAcademyofSciencesofUnitedStatesofAmerica」から、2021年の最優秀論文賞(CozzarelliPrize)を受賞した。
受賞研究は、野生コムギ近縁種であるオオハマニンニクに、BNI能を制御する染色体領域を特定し、多収コムギ品種との属間交配によって世界初となるBNI強化コムギを開発したことが評価された。この研究の成果によって、少ない窒素肥料で生産性を維持しながら、水質汚染や温室効果ガス排出につながる窒素汚染の防止に貢献することが期待されている。
PNASは、科学全般に関する論文を年間3000本以上掲載しており、世界で最も引用の多い総合科学誌の一つ。2021年にPNASに掲載された6分野、計3476報のうち、科学的卓越性と独創性を反映した各1論文、合計6論文にのみ最優秀論文賞が授与される。同研究は、応用生物・農業・環境科学部門での受賞となった。
授与式は5月1日(米国東部時間)にオンラインで行われ、同成果を紹介した動画も公開される。
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