大信産業と連携 水稲がテーマの"ひろしまSeedbox"実証事業に採択 サグリ2022年5月23日
サグリは、大信産業、三栄産業、岐阜大学とコンソーシアムを締結し、令和4年度広島県農林水産局農業経営発展課が公募した「R4年度ひろしま型スマート農業推進事業」(ひろしまSeedbox)に採択された。
左から大信産業事業企画室長の田中敏章氏、
同代表取締役専務の田中庸雄氏、
サグリ代表取締役CEOの坪井 俊輔氏、
大信産業会長の田中康貴氏
ひろしまSeedboxは、スマート農業技術の導入により収益力を高める経営モデルを確立するため、広島県が定めたテーマに効果のあるアイデアや技術を持つ企業に対し、スマート農業技術の実証を委託する事業。令和4年度の公募テーマの内、「中山間地域における100ha規模の水稲栽培の実現に向けた効率的な生産体系の構築」について、サグリなど4者でコンソーシアムを締結し提案したところ、書類審査とプレゼン審査を経て採択された。
SAR衛星を用いた田植え日予測
サグリは、光学衛星データから得られる波長データを組み合わせ、ほ場毎の生育状況把握や圃場内の生育ムラを把握。また、積算温度を活用し、生育ステージの予測モデルを向上させ、適切なタイミングでドローンによる追肥や防除を可能とするためのデータを提供する。さらに、青森県で生産が進むブランド米「青天の霹靂」など、衛星データの利活用による成功事例を参考に、高品質化に向け収穫適期を把握していく。また、SAR衛星データを用いることで、田んぼに水が張られたタイミングから、田植え日の予測が可能となる。積算温度を用いた生育ステージ予測を行う上で、田植え日をほ場ごとに事後入力する手間をなくすことが必要と考え、同事業で実証する。
サグリは令和2年度から、広島県尾道市に本社を構える大信産業と"土壌分析"で連携してきた。令和3年度には、広島県サンドボックス事業への採択を受け、広島県における行政と農業現場の双方で実証実験を開始。5月17日に尾道市長定例会見で、広島県尾道市と世羅町が日本初となる「衛星データとドローンによる農地パトロール調査」の導入が発表された。
大信産業とは、三栄産業および岐阜大学とコンソーシアムを締結し、令和4年度から3か年で実施される広島県Seedbox事業に採択。サグリは衛星データから得られる情報から水稲の生育情報や土壌分析を行い、大信産業はドローンによる防除や施肥、自動草刈り機などを実施する。
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