「筆ポリゴンを活用した土づくりによる大豆収量の見える化調査」を完了 サグリ2022年5月31日
サグリは、PwCコンサルティングと共同で取り組んだ農林水産省の令和3年度「筆ポリゴンを活用した土づくりによる大豆収量の見える化調査業務」を完了した。
衛星データによる土壌の化学性パラメータの予測結果
農業生産の持続的発展の維持が重要視される中、土づくりに不可欠な堆肥など有機物施用の減少や画一的な施肥で農地土壌の地力が低下。また、収量低下・病害発生や、水田における大豆生産の不安定性とそれに伴う国産大豆使用や生産の伸び悩みが生じている。
こうした課題に対し、農地土壌の理化学性データに基づく適切な土壌管理の推進とその技術開発のため今回の取り組みでは、大豆生産ほ場で生産者による適切な土壌管理を推進する技術開発に向けて、実証地区におけるほ場・環境・収量・土壌・営農・栽培等の調査調査と、筆ポリゴンを活用したほ場毎の土づくりによる増収効果の見える化手法を検討した。
衛星データによる土壌水分量の予測結果
その結果、衛星データによる土壌の化学性パラメータの予測では、土壌の化学性の予測値の妥当性を検証するため、衛星データから予測した一部の土壌の化学性パラメータにおける予測値と秋田県八峰町のほ場(113筆)で実測した土壌測定結果との高い相関が得られた。また、474ほ場を対象に実施したSAR衛星から取得できる波長データから土壌水分量を推測。推測した土壌水分量を排水性の高低を閲覧できるように地図上に表示し、推測した土壌水分量の値を用いてほ場ごとの排水性の良否を判断できた。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
小泉農相 随契米放出に「政策効果」 市場落ち着けば備蓄水準戻す2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日