【注意報】梨、ブドウに果樹カメムシ類 都内全域で多発のおそれ 東京都2022年7月7日
東京都病害虫防除所は、ナシ、ブドウ等に果樹カメムシ類が多く発生するおそれがあるとして、7月7日に病害虫発生予察注意報第1号を発令した。
チャバネアオカメムシのフェロモントラップの誘殺数は、6月第3半旬までは、おおむね平年値と同等だったが、その後誘殺数が増加。同月第5半旬では101頭、第6半旬では160頭が誘殺された。いずれも過去10年間で、2019年に次いで2番目に多かった。また、チャバネアオカメムシの予察灯の誘殺数は、6月第3半旬までは、おおむね平年値と同等だったが、その後誘殺数が増加。同月第5半旬では過去10年間で最多の77頭、第6半旬では過去10年間で2番目に多い244頭が誘殺された。
クサギカメムシの予察灯の誘殺数は、6月第3半旬までは、おおむね平年値と同等だったが、その後誘殺数が増加。同月第4半旬では23頭、第5半旬では38頭、第6半旬では97頭が誘殺され、いずれも過去最多となった。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
春に結実したサクラやクワなどの実が、今後、急激に減少するため、果樹カメムシ類が果樹園に飛来する危険性が高まる。
(1)早期に袋がけを行う。果実が肥大して袋に接するまでは袋がけの効果が高い。
(2)多目的防災網(目合9ミリ、クロス入り)を展張できる園では、早く設置する。
(3)果樹園への飛来が認められたら、防除薬剤を散布する。
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