ゲノム編集技術を活用"トマトの開発と普及"に着手 ゼブラグリーンズ2022年9月20日
タネから始まるヘルスバリューチェーンの構築をめざす株式会社ゼブラグリーンズ(兵庫県加古川市)は9月16日、兵庫県「ポストコロナ・チャレンジ支援事業」に採択されたことを発表。ゲノム編集技術を活用したトマトの開発と普及に着手する。
同社は機能性成分が豊富な品種(タネ)に着目し、生産・流通・消費・健康を一気通貫でバリューチェーンを構築する「Seed to Health」の実現に取り組んでいる。
施設園芸における品種(=タネ)開発の分野では、分子生物学的な手法を用いた新しい育種技術が注目されている。なかでもゲノム編集技術は、2012年に開発されたCRISPR/Cas9が、効率的で簡易にできる手法として注目。品種開発において、ゲノム編集を利用することで、耐病性や品質に新たな付加価値を付与させるだけでなく、品種改良のスピードを飛躍的に改善することが期待されている。
今回の事業で同社は、ゲノム編集技術に着目し、ゲノム編集技術によって作出されたトマトの実用性試験に向けたビジネスを新たに提案。スマート農業と融合することで新たな農業サービスビジネスの構築に挑戦する。
兵庫県「ポストコロナ・チャレンジ支援事業」は、起業または既存事業とは異なる革新的な発想や技術に基づく事業により、社会課題の解決に資する事業を支援する取り組みで、同社は上限200万円(補助率2分の1以内)の補助金を受ける。
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