【注意報】オオタバコガ 特に県西部で多発のおそれ 徳島県2023年10月19日
徳島県病害虫防除所は、野菜類の特にブロッコリーとレタスにおいてオオタバコガが県内全域の特に県西部で多発するおそれがあるとして、10月17日に令和5年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。
オオタバコガ卵、オオタバコガによるトマトの被害、オオタバコガ成虫(写真提供:徳島県病害虫防除所)
徳島県立農林水産総合技術支援センターによると、フェロモントラップの定点(6地点)調査において、9月第5半旬より誘殺数が増加。10月第3半旬には平均で58.2頭と、平年(46.3頭)の約1.26倍となった。特に10月第3半旬には三好市では80頭と、平年(38頭)の約2.1倍、東みよし町では96頭と、平年(59頭)の1.6倍となった。
高松地方気象台が10月12日に発表した1か月予報では、気温は平年より高く、降水量は少なく、日照時間は多く、平年に比べ晴れの日が多くなると予想されており、やや発生助長的な気象条件にある。
同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇新しい食害痕や虫糞を見つけたら、その周辺に幼虫がいる可能性が高いので、発見しだい捕殺する。
〇作物内に食入した幼虫や発育が進んだ幼虫に対しては薬剤の効果が著しく低下するため、被害を確認次第、直ちに防除を実施する。
〇防除については、徳島県植物防疫指針を参照。また、薬剤の使用に当たっては、必ず農薬ラベル記載事項を遵守する。
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