「Soil Healthとは?」公開シンポジウム 日本土壌肥料学会・日本学術会議共催2025年7月14日
日本土壌肥料学会は7月26日、 同学会の創立100周年記念事業として日本学術会議と共催で公開シンポジウム「Soil Healthとは? 土壌の健康の理解・維持向上・共有」を日本学術会議講堂の会場とオンラインで開催する。
陸域のすべての生態系を支える基盤である土壌は、食糧生産の場であるとともに、土地利用を支える植物栄養の供給と循環、生物多様性、水の浄化、気候制御など環境を調整し、地域の景観の基盤として文化を支えるサービスを提供している。
人類は土壌が供給するこれらのサービスを当たり前の存在として無意識に長い間享受してきた。さらに、良質な作物を多量に安定的に収穫するための農業生産技術を開発し、土壌が提供するサービスを過剰に搾取し続けてきた。しかし、食糧安定供給の代償として、生物多様性の喪失、土壌有機物の消耗、水質汚濁や富栄養化、温室効果ガスの排出、アンモニア揮散、NOxやSOxの排出、土壌侵食や土壌圧縮、塩類化などの土壌劣化が世界中で顕在化。すなわち、日本を含む世界中のさまざまな地域で土壌の健康が損なわれている。
同シンポジウムでは、この事実を認識し、将来の土壌の健康の維持向上のための道筋を、「土壌の健康とは?」「土壌の健康を向上させるイノベーション」「土壌の健康を共有するために」の3つのテーマで議論する。
◎日本土壌肥料学会 創立100周年記念事業・日本学術会議 共催 公開シンポジウム「Soil Healthとは? 土壌の健康の理解・維持向上・共有」開催概要
日時:7月26日
場所:日本学術会議講堂および Zoomウェビナー(ハイブリッド開催)
対象:申込不要。誰でも参加可能
定員:現地参加 約300人、オンライン参加500人(どちらも当日先着順)

ZoomウェビナーQR(画像)
重要な記事
最新の記事
-
需要に応じた生産とは何なのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月28日 -
【人事異動】JA全農(12月1日付)2025年10月28日 -
農水省「環境負荷低減の見える化システム」JA全農の「担い手営農サポートシステム」と連携2025年10月28日 -
栃木米「トーク de ス米(マイ)ルフェスタ」開催 JA全農とちぎ2025年10月28日 -
中畑清氏ら元プロ野球選手が指導「JA全農WCBF少年野球教室」太田市で開催2025年10月28日 -
次世代経営人材の育成へ 「JA経営マスターコース」の受講者募集を開始 JA全中2025年10月28日 -
大学×企業×JA 群馬を味わう「産学連携パスタ」開発 高崎商科大学2025年10月28日 -
稲の刈り株から糖を回収 ほ場に埋もれる糖質資源のアップサイクルへ 農研機構2025年10月28日 -
庄内柿の目揃い会を開く JA鶴岡2025年10月28日 -
卒業後サポートも充実「亀岡オーガニック農業スクール」第三期募集開始 京都府亀岡市2025年10月28日 -
野菜販売や林業機械パフォーマンスも「第52回農林業祭」開催 大阪府高槻市2025年10月28日 -
京都各地の「食」の人気商品が大集合「食の京都TABLE」開催 京都府2025年10月28日 -
HACCP対策 業務用「捕虫器 NOUKINAVI+ 6803 ステンレス粘着式」発売 ノウキナビ2025年10月28日 -
100年の想いを一粒に「元祖柿の種 CLASSIC」30日に発売 浪花屋製菓2025年10月28日 -
令和7年度自治体間農業連携先候補者を選定 大阪府泉大津市2025年10月28日 -
農と食の魅力発見「東京味わいフェスタ」丸の内・有楽町・日比谷・豊洲の4会場で開催2025年10月28日 -
南都留森林組合と「森林産直」10周年「パルシステムの森」を提起2025年10月28日 -
中古農機具「決算セール」全国30店舗とネット販売で開催 農機具王2025年10月28日 -
越冬耐性の強い新たなビール大麦 品種開発を開始 サッポロビール2025年10月28日 -
だしの力と手づくりの味を学ぶ「手打ちうどん食育体験」開催 グリーンコープ2025年10月28日


































