JAの活動:JA新組合長に聞く
【'25新組合長に聞く】JA岡山(岡山) 三宅雅之氏(6/27就任) 地域を元気にするのが農協の役割2025年7月14日
役員の改選期を迎え、全国のJAで新しい組合長が誕生している。折しも25年ぶりに改正された食料・農業・農村基本法にもとづく初の「基本計画」が閣議決定され、今後5年間、農業の構造改革が集中的に取り組まれる。一方JAグループでは、昨年の第30回JA全国大会決議にもとづき、「協同活動と総合事業の好循環」実現、5つの戦略の具体化を進めるが、国際紛争、トランプ関税など日本経済の行方には不透明感も漂う。こうした重要な転換期、農業・JAについてどのようなビジョンをもってJA運営に臨むか。6月27日に就任したJA岡山(岡山県)の新経営管理委員会会長、三宅雅之氏に聞いた。
JA岡山 三宅会長
「晴れの国」岡山は日本一日照時間が長く、白桃、ブドウ、なすなど特産物の宝庫です。
私は経済連に入会し、長くAコープ事業、直売所事業に携わってきました。農協は協同組合ですから、一番は組合員、農家、そして職員を元気づけることです。
私は中山間地で田んぼと畑をやっていますが、近所のおじいさんが、収獲した野菜を直売所に出すのを励みに、毎朝元気に畑に出ています。直売所で並んでいる野菜の栽培方法を熱心に聞き、自分で作る方もいます。こうした小さな積み重ねで地域を元気にするのが農協の役割だと感じます。
参議院選挙でいろいろな公約が飛び交っていますが「やります」だけなら誰でも言えます。今の農政に納得していない組合員は少なくないでしょう。米問題にしても、スーパーでの価格を落ち着かせることで米離れを防ぐ政策も理解はできますが、農家への十分な支援がなければ、持続的な営農ができなくなります。農家、組合員の苦労をもっと理解して農政をしてほしいと思います。
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