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世界初の難脱粒性・難穂発芽性を併せ持つソバ新品種「はるかみどり」育成 農研機構2025年8月7日

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農研機構は、脱粒しにくい(難脱粒性)、穂発芽しにくい(難穂発芽性)特徴を併せ持つ世界初のソバ新品種「はるかみどり」を育成した。脱粒および穂発芽はソバの収量と品質を大きく左右する要因で、同品種の導入により安定した生産が期待される。

夏まき栽培の「はるかみどり」(中央)成熟期の株。左:常陸秋そば(夏まき標準品種)、右:NARO-FE-1(春まき標準品種)(2023年11月20日に育成地・熊本県合志市で撮影)

ソバは脱粒しやすい作物で、降雨等で収穫が遅れると子実が落ちて収量が低下。特に収穫時期が梅雨と重なりやすい春まき栽培では、穂発芽による品質低下も問題となる。

さらに、春まき・夏まきの両方を行う産地では、それぞれに適した品種を用いることが多いため異品種の混入が起きやすく、両方の作型に適性のある品種が望まれている。

新品種「はるかみどり」は、主要品種と比較して子実のひっぱり強度(成熟期の種子を垂直方向にひっぱり切断するために必要な荷重)が2倍程度高く、脱粒しにくいため、収穫が2週間程度遅れた場合でも脱粒による収量の低下を抑えることができる。さらに、主要品種よりも穂発芽しにくく、品質の安定化にも寄与する。

関東以南の春まき栽培と夏まき栽培ではいずれも、主要品種と同等以上の収量性とソバ麺の品質を示しており、2期作も可能。「はるかみどり」は、関東以南におけるソバの安定生産に貢献することが期待される。

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