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自然由来の繭から新しいシルク化粧品原料 開発に成功 農研機構2025年12月9日

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株式会社あつまるホールディングス、農研機構、株式会社チャーリーラボの3者は共同研究で、自然由来の繭から新しいシルク化粧品原料の開発に成功。これに伴い、同発明品(特許出願中:国際公開番号WO/2025/204578)を配合した製品の第1号としてシャンプーとコンディショナーが開発され、国産シルク配合化粧品ブランド「COKON LAB(ココン・ラボ)」から12月9日に発売された。

自然由来の繭から新しいシルク化粧品原料 開発に成功 農研機構

COKON LAB(ココン・ラボ)のシャンプーとコンディショナー

古来「肌にやさしい天然素材」として知られるシルクの主成分・フィブロインは肌との親和性が高く、保湿性や抗酸化性を有することが数多くの研究で報告されている。一方で、従来のシルクパウダーは水や油に溶けにくく、様々な化粧品に配合するのが難しいという課題があった。

3者は、農林水産省委託プロジェクト研究「昆虫(カイコ)テクノロジーを活用したグリーンバイオ産業の創出プロジェクト」のもと共同研究を進め、シルクフィブロインの加工技術の高度化を進め、このほど、シルクフィブロインを分子レベルで制御し水に速やかに溶解する「溶けるシルクパウダー」の開発に成功した。

今回開発した「溶けるシルクパウダー」は、従来の粉末状シルクと異なり、加工技術によってシルクフィブロインの分子量を大幅に低分子側にシフトさせたことで、従来の不溶性粉末に比べて、常温の水中で速やかに溶解する。水に投入すると速やかに透明な水溶液となり、濃度に応じて様々な化粧品に幅広く応用可能となった。

このシルク原料を使ったシャンプーとコンディショナーは、シルク配合化粧品ブランド「COKON LAB(ココン・ラボ)」でが開発された。熊本県山鹿市で誕生した同ブランドは、希少な国産シルク「やまがシルク」を使い、優れた保湿力と自然由来の精油による高品質で安全なボディケア製品を提供。これまでボディウォッシュ、ボディローション、石鹸、ハンドクリーム、ヘアオイルを開発しており、今回、シャンプーとコンディショナーが加わった。

自然由来の繭から新しいシルク化粧品原料 開発に成功 農研機構

図1:溶解前のシルクフィブロイン(左)と水に溶解後のシルクフィブロイン水溶液(右)

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