タキイ種苗、茨城農場で新品種説明会2013年6月28日
タキイ種苗は6月26日、種苗・園芸店、JA、生産者、市場・流通関係者などを対象にした新品種説明会「夏期農場オープンデー」をタキイ茨城研究農場(茨城県稲敷郡)で開いた。雨の中、200団体800人が参加するなど盛況だった。
このイベントは、夏野菜の生育が充実するこの時期にあわせて、最新のトマト育成品種(黄化葉巻病、葉かび病耐性品種など)を中心にハウス・露地の展示、生産資材メーカーによる関連資材の展示などを行うもの。
今回、注目が集まったのは、ミニトマト「オレンジ千果(ちか)」、ミズナ「京かなで」など。
「オレンジ千果」は春まき用の新品種で、鮮やかなオレンジ色と食味の良さ、栄養価の高さが特徴だ。栽培しやすいため、家庭菜園でもつくりやすい。ミズナは本来、冬の鍋もの用の野菜だが、「京かなで」はこれを周年出荷できるように改良したもの。在ほ性が高く、調整も容易だ。
そのほか、トマト「桃太郎」の新品種や、キュウリ「Vサマー」(東北限定発売)などの新品種が紹介された。
(写真)
「京かなで」を紹介するタキイ種苗のスタッフ(右)
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