べと病に強いレタスの新品種「Jブレス」発売 タキイ種苗2019年6月10日
タキイ種苗は、べと病に強く、低温結球 性にすぐれるサリナスタイプの中早生種レタス「Jジェイ ブレス」の種子を生産者向けに発売する。
近年の異常気象で、露地野菜の作柄は不安定な状況が続き、気候変化の影響を受けやすいレタスの生育は、作柄が不安定になり、青果価格の変動につながっている。また、主要産地に突発的に大きな被害をもたらすレタスのべと病は、比較的気温が低く、多湿な条件での発生が多くなる。冬どりや春どりのトンネル栽培は、べと病の発生に適した環境下での生育となるため、特に対策が必要になる作型だ。
こうした課題をクリアし、安定生産できるレタスの品種をめざしたのが「Jジェイ ブレス」。「低温期の結球性と玉肥大がよく」「玉ぞろいにすぐれる」「べと病 耐病性」という特長を持つ。暖地や中間地を中心とした年内~年明けどりや春どりの作型で安定した作柄を示し、各地のべと病にも強い。
ベレットL5000粒で1万1800円(税込)。
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