海外ブランド「REACH」に小規模事業者向け籾摺精米プラント発売 サタケ2019年9月4日
サタケ(広島県東広島市子)は9月4日、海外事業ブランド「REACH」の新製品「SYSTEM 3.0」を発売した。アジアおよびアフリカ地域を中心に、新規参入や小規模事業者向けに訴求する。
小規模事業者向けの籾摺精米プラント「REACH SYSTEM 3.0」
「REACH」は、主に海外のミドル層を対象とした事業ブランド。2019年3月に第一弾として、時間あたり7トン処理できる籾摺精米プラント「SYSTEM 7.0」を発売した。
「SYSTEM 3.0」は「SYSTEM 7.0」の設計思想を踏襲し、時間あたりの処理量を3トン(籾)に小型化したもの。価格を中・小事業者に手が届きやすい約5000万円(従来商品の約1/2)に設定し、同ブランドのエントリーモデルと位置付けている。
プラントをタイの同社生産工場でユニット化し、設置現場で組み立てるプレハブ工法を採用することで、製品価格を抑えながら施工期間(据付工事期間)を従来の3~4か月から約2週間に短縮。工事にかかる人件費などの初期コスト低減、顧客が短期間に操業できる。 東南アジアなどの二期作・三期作の地域では次のコメ収穫期までに新設備を稼働できるため、早期の初期投資回収に結びつけることができる。
同社は、「SYSTEM 3.0」の投入で「REACH」ブランドの製品を増強し、アジアやアフリカ地域を中心に、年間1~2万トンを精米する小規模事業者や新規参入事業者に向け販売促進を進めるという。
重要な記事
最新の記事
-
新農相に鈴木憲和氏 農政課題に精通2025年10月22日
-
鳥インフルエンザ 北海道で今シーズン1例目を確認2025年10月22日
-
身を切る改革はただの根性焼き【小松泰信・地方の眼力】2025年10月22日
-
将来を見通せる農政 一層前に 山野全中会長が談話2025年10月22日
-
丸の内からニッポンフードシフト「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」開催 農水省2025年10月22日
-
来年の米生産 米価高を理由に3割が「増やしたい」米生産者の生産意向アンケート 農水省2025年10月22日
-
全農チキンフーズから初の農協シリーズ「農協サラダチキン」新発売2025年10月22日
-
世界選手権出場かけて戦うカーリング日本代表チームを「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年10月22日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島の食材たっぷり「かごしまの宝箱プリン」を紹介 JAタウン2025年10月22日
-
京野菜セットなど約70商品が送料負担なし「JA全農京都ショップ」で販売中 JAタウン2025年10月22日
-
「北海道JAるもいフェア in 東京競馬場」とにかく明るい安村が登場 開催2025年10月22日
-
大量合成可能なジャガイモシロシストセンチュウ ふ化促進物質を発見2025年10月22日
-
世界各地から収集したイネ遺伝資源「NRC」整備とゲノム情報を公開 農研機構2025年10月22日
-
【消費者の目・花ちゃん】世界陸上 生の迫力2025年10月22日
-
柿谷曜一朗氏の引退試合「THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC-」にタイトルパートナーとして協賛 ヤンマー2025年10月22日
-
柿「太秋」出荷本格化 JA鹿本2025年10月22日
-
台風22・23号の被害に伴う八丈島へ支援物資を送付 コープみらい2025年10月22日
-
店舗、宅配ともに前年超え 9月度供給高速報 日本生協連2025年10月22日
-
鳥インフル 米ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月22日
-
城里町と子育て連携協定 協同で出生祝い無料プレゼント パルシステム茨城 栃木2025年10月22日